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ぶれいもの音楽隊(雀の間)

今年読んだ本のまとめ 2019

 今年読んだ本は90冊をちょっと超えるくらいらしいです。その中から印象的だったものをいくつか。昨年と一昨年は作家さんがずいぶんかぶりましたが今年もそういう面はあるかもしれない。

 〇真藤 順丈 夜の淵をひと廻り
  交番のおまわりさんが主人公。ホラー?SF?ミステリ?と、摩訶不思議な世界を歩かされる小説でした。面白かった。ちょうど読み終わって、他にどんな本書いているのかなあ、と思っていたところに直木賞を受賞され、割と手に入れにくくなっていたものも読む機会ができました。何冊かこの人のほかのも読んだけどこれが一番好きかもなあ。

 〇町田康 告白
  厚さゆえにずーっと敬遠していた一冊。すんごい面白かった。ギケイキとは違ってキツイ話だけれど、読書体験として圧倒的だと思った。実際に起きたことを下敷きに書かれているそうだけれど、それを知らずに読んだ方が面白いだろうと思います。

 〇戸梶 圭太 下流少年サクタロウ
  振り切れ切っている。すげえバカ(ほめてる、と思う)。

 〇西村賢太 蠕動で渉れ、汚泥の川を
  この人の長編は初めて。世の中がおそらくはバブルに湧いていた頃の話かなあ。鬱屈した主人公が自分なりに理屈をつけのたうち回るさまを赤裸々に描いていてステキだと思った。多分自分の中にも何か共感する部分があるのだろうな、とこの人の小説を読むたび思ってしまいます。

 〇奥田 亜希子 五つ星をつけてよ
  ユーモア感のある小説かと思って購入したら全然違ったのですが、何となく一篇ずつ手を止めて余韻を確かめたくなるような短編集でした。ちょっと読んでいてびっくりしたのですが何がかはないしょ。

 〇葉真中 顕 ロスト・ケア
  介護の問題をテーマにしたサスペンス。この人のは今のところ読んだものはどれも面白かった。介護の話はしかしみんなに関わるのでおそろしいね。

 〇澤村 伊智 恐怖小説キリカ
  タイトルがなんだかなあ、と思うけどな。ノリが非常に好きな感じなのであげました。どういう「ノリ」なのかはネタバレになるので書けない。角川ホラー文庫から数冊出ている他の小説を読んで、澤村伊智っていう作家さんを認識して読むほうが数段面白くなる。男性にはかなりキツイ暴力描写があります・・・。

 〇角田 光代 愛がなんだ
  映画化されて、映画も見てきました。どっちもなかなかよかったな。ただ、似ているけど別物な気がするので間は空ければ良かったかなとおもいました。なんというか・・・ちょっと怖いくらい思い込みのきつい恋愛の話だけれど、おっさんにもリアルに感じられました。ネット上の感想を見ると「共感できる」って人と「共感できねえ」って人が二分されててとても面白いと思いました。

 〇赤松 利市 藻屑蟹
  3.11後のフクシマのことを題材にした小説。一応エンタメ小説の形はしているんだけれども、人の醜い面まで容赦なく書いているため、読んでいて苦しく、軽い気持ちでは読み切れません。読後感もわろし。赤松さんはすごい経歴の人(元除染作業員でこれを書いた時は住所不定だったとか)のようですが、その後も何冊か小説を書いていて、そちらも読んでみたいです。

 〇村田沙耶香 しろいろの街の、その骨の体温の
  行き詰ったようなニュータウンの中で、この街は嫌いだと思っているスクールカーストが下の方の主人公が女の子のお話です。性的な描写がありちょっと読むのに抵抗がありましたが、このお話もすごく読んでいて力のある話だと思いました。はたして共感できるお話なのかなと思いましたが、面白く読めたし、読後感も良かったです。

 〇朝倉かすみ 満潮
  出てくる登場人物みんな気持ち悪い、と思いながら読みました。朝倉かすみさんは以前「田村はまだか」を読んでいると思うのですが、それほど印象に残っていません(もっとも、私は読んだ本のほとんどを忘れていると思うけれど)。でもこの「満潮」を読んでこの人の本をもうちょっと読んでみたいと思ったので何かあったのだなと思います。なんだその感想。

 〇朝井 まかて 最悪の将軍
  五代将軍綱吉公が主人公。戦の世から学問の世へと時代を動かそうとした将軍としての苦悩を描いています。もしかしたらこの人が日本人の心の在りようを大きく変えたのかなあとも思いました。また、赤穂浪士の事件なんかもこの時代だったのですねえ。綱吉からみてどうだったのか、という視点が持てるのはすごく面白く思いました。相場 英雄さんの「御用船帰還せず」が同時代のことを別の立場から描いていて、そちらも合わせると面白いかも。トーンは全然違うけれど。

 〇西加奈子 ⅰ
  裕福な家庭に養子になった移民の女の子が主人公。作家さんの伝えたい感がぐいぐいと伝わってきました。私に受け止めるだけの力がないことも感じてしまった。ただ、まともに受け止めたらそれはそれできついかも・・・。どのくらいの年代のどういう人に読んでほしいかなあ。難しいな。

  なぜか今年は全部小説じゃった。エッセイでは最近読んだ三浦しをんさんの「お友達からお願いします」 笑えます。



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2019いろんなまとめ

 今年はあまり活動できなかった感が強いです。落語もあまり聞けていないなあ。

 コンサートも行けていなかったけどインキネンのコンサートがなかなか良かったので機会があったらまたききたいとおもいます。

 映画もそんなに見ていないけれど、デイアンドナイトって邦画がなかなかよかった。あとはティム・バートンが監督ということで見に行ってみた「ダンボ」が良かったです。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は最後に一気に暴走が始まって、暴力的な場面なのに笑いそうになってしまった。好き嫌いありそうだけどいい映画だったと思います。
 こないだみたエンド・オブ・ステイツっていうのはアクション系の要素をむりくり詰め込んだという、どのくらい無理くりかというと殺人事件の推理をわざわざ観光地の寺院に拝観料払って入って話し合っている2時間サスペンスくらいの無理くり感で詰め込んでいる作品なんだけれど、そういうサービス精神は伝わりましたよ、という感じの作品でした。けっこうこういうのが嫌いではない。でもすんげえ人死ぬんだよな。

 本のことは別に書きます。

ダメオシ

 なんと数日前にインフルエンザにかかりました。何年ぶりのことなんだろう。今は少し咳が出る程度ですが、今日までは外出を控えるよう言われているので家でねています。まいったよ。風邪は引くは、インフルエンザはかかるは、めちゃくちゃです最近。

 朝すこし喉が変かな、と思って、昼前どうも気分が悪いぞ、っとなりました。午後から外せない会議があり、それが終わったら念のため病院に行くことにしました。会議が終わって医者に行くときにはこれはもうインフルやな、と思って行って、病院に行って熱を測ると38度5分くらいあって、待合室でなく車で待ってて、と言われました。検査したらやっぱりインフルでした。

 イナビルっていう吸入薬をあたえられて、帰ってすぐに吸入しました。しゅっと熱が下がるのかと思ったらそういうわけではなく、その夜と翌日はものすごく熱が出て、39度台まで上がりました。だけど翌日には熱が下がり、ときどきちょっとした不快感が残るくらいになりました。今は少し咳が出るくらい。ずっと寝ているので起き上がるとすこしふらふらします。あと、ひげをそっていないのですごい。
仕事も年末休んでしまい、年賀状など年末のことが何もできない状態です・・・。

 熱発中、朝起きると外がまだ暗くて、家の人がスーパーで買ったようなおすしを持ってきました。朝からすしか、と思いつつ食べて明るくなるのを待っていてもなかなか夜が明けてきません。朝7時かと思ったら夜の7時でした。気が付いたときには不思議な感じがした。

 寝てばかりいてひまなので書くことがすこしありますが分けて書きます。

かぜ

 先日、茨城県の五浦温泉っていうところに行ってきました。観光ホテルみたいなところに泊まりました。なんだかそういうのは久しぶりなような気がします。豪華な感じだったけれど、私はやっぱりちょっと小ぢんまりしたところの方が好きかもなあ、と思いました。温泉は独特の匂いがしたけれどいいお湯だった。宿の周りは何もなくて夜は真っ暗でした。おおぜいで行ったのであちこち見るにもせかせかしていて、もうすこしゆっくり見たかった。

 帰ってきてすこししたら風邪をひきまして、この土日も寝込んでいます。今年はやたらと風邪をひく年です。もう4回目くらいかも。

おおあてられ

 今日は午前中ジムに行きました。ここのところ忙しかったり風邪が長引いたりでだいぶさぼっていたので大変だったのです。
 ジムの間は電話は持っていなくて、終わって確認したところ、警察署と家の電話番号が着信履歴にありました。なんだろう、と思ったら、駐車場に止めていた私の車(まだあたらしめ)にぶつけられたので連絡ください、というお話でした。
 その場から警察署に連絡したところ、すぐ行くので車のところで待っていてください、とのこと。車のところに行くと前のバンパーの右のところが変形して何か水分が垂れていました。なさけないことになったものだ。

 しばらくすると警察の人が二人できて、災難でしたねー、といいながら少し話を聞かれました。ぶつけた人が警察に知らせてあちこちにも聞いてくれたそうなのですが、私はジムにいて気が付かなかったので、いったんみんな帰ってしまったらしい。ひととおり現場検証をして、あとはぶつけた人とお話をしてください、また揉めるようなら連絡を・・・、と、割木屋のおっさんみたいなことをおっしゃって警察の人は去って行きました。

 ぶつけた人が20分くらいで来るというので車の中で待ちました。ドライブレコーダーを確認したら映っていなかった。役にたっていないではないか。
 しばらくしてぶつけた、という人がご夫婦できました。怖い人が来たら嫌だなあと思っていたら知っている人だった・・・。びっくりしました。何の仕事をしているのか知らなかったのですが保険屋さんだそうで、はなしはとんとんとまとまって、ディーラーに車を運転していきました。ディーラーの人がこぞって気の毒そうな顔で出てきてくれました。
 保険でレンタカーが来ていたのでそれに乗って帰って来た。

 ジムに行っているのは、ばれてるかもしれないけれど家族にもないしょなので、そのへんがバレたら嫌だなあと思ったのですが、どうなんだろうなあ…。

 今乗っている前の車も、買ってわりとすぐに知っている人にぶつけられて後ろのドアを交換しなければならなかった。