FC2ブログ

ぶれいもの音楽隊(雀の間)

池袋演芸場 二之席(昼席)  2010/1/17

 今年初めての寄席。小三治さんはお休みですが、喬太郎さんがトリなのでまあよいか。って出かけました。どのくらい並ぶのか予測がつかない。小三治さんが出るなら予測できるんですけどもな。それでも、11時ごろにはかなりの人が並んでいました。この人たちみんな小三治さん出ないって承知で並んでいるのかしらん?と思った。早く入れてくれるかと思ったけど、ほとんど普段と同じ開場時間。寒いのぅ。

 古今亭志ん坊「たらちね」
 柳家ろべえ 謎の?「千早ふる」
 柳家一琴「三人無筆」
 柳亭燕路
 ロケット団
 柳亭小燕枝「長短」
 柳家さん八「小言念仏」
 入船亭扇橋「つる」
 アサダ二世
 柳家花緑「くも駕籠」
 柳家小さん「親子酒」
 にゃんこ・金魚
 橘家竹蔵「子ほめ」
 柳家小里ん「碁どろ」
 仲入り
 古今亭志ん輔「野ざらし」
 柳家小袁治「堪忍袋」
 ぺぺ桜井
 柳家喬太郎「ハワイの雪」

 志ん坊さん、きいたことあるのだろうかなあ。寄席に行く回数が減ってるのを最近、前座さんの顔がわからないことで実感します。
 ろべえさんは大学で得た知識を生かした落語をやってみろと小三治師匠に言われたので…と。最初、ちょっとシュールだったのが、ふつうの千早ふるになって、さらにまたヘンテコなほうへ…ちょいとした解釈で意外なほどあの「千早ふる…」のむちゃくちゃ解釈をやってのけるのにちょっとびっくり。それにしても、師匠にだんだん似てくるなあ。
 燕路さんの演目は、初めてきいた。亭主に殴られてかんざし買ってもらう女房のはなし。あまり気分の良い噺ではないと思った。
 さん八さんは珍しく落語をききました。扇橋さんのつる、は、ちょっといつもよりがんばってるバージョンだった。すんごくツボにはまった。つるの由来を教えに行って「おめえにも運が向いてきた」ってセリフが大好きです。扇橋さんの「つる」をきくとき、ここにくると待ち構えてしまう。
 小里んさんは「碁どろ」で渋いところ。

 志ん輔さんの野ざらしはやっぱり先々代の柳好さんを思い出します。ながれるような。

 喬太郎さんはトリで出てくるなり「小三治が出てくると思った人!」みたいなことを言って、すみませんっ!などと言いつ、ハワイの雪。途中「小三治の代演で新作かよ!」みたいな。昨年喬太郎さんをあまり聴いていないのですけど、昨年の喬太郎さんは、たまたまでしょうが、ハズレかな?ってほうが多かった。今日の喬太郎さんは良かったです。さすがだなって思いました。来月上席で池袋のトリなので、また聴きたいとおもいましたが、私が行けそうな日は休演だそうです。ははっ。 

スポンサーサイト



三遊亭遊雀勉強会 睦月会  2010/1/16 お江戸日本橋亭

 遊雀さんを、昨年だいぶ聴きました。それでも、12月は国立演芸場だったし、こういう感じで聞くのはちょっとゴブサタだなあと思いました。2ヶ月空いただけなのに。神保町の落語会から移動。時間が空いたので、スタバでちょっとお茶を飲んだりして、開演1時間前に着くと、既に並んでる人が…皆さんお早い!列についたところで楽屋から遊雀さんが登場。ちょっと何かしていると思ったら、寒いところを並んでいただくのは悪いので、とりあえず中へ…と、中に入れていただいて、急ごしらえっぽい整理券をいただきました。遊雀さん自らお客さんを誘導。ありがたきサービス精神でありました。

 開場時間になって、改めて席を確保して、すこし読書などしていると開演。まずは恒例のごあいさつ。遊雀さんが新年のあいさつをすると、客席が一斉におじぎ。んー。まったりして、いい感じ。親類の法事じゃないんだから!だそうです。

 テレビのお仕事が入って、CMの声をやることになったこと、WOWWOWのお仕事のことなど。今回はちょっと短めだったかな。

 一席目はゲストの神田京子さん。なんだかジャンヌ・ダルクのおはなし。こういう外国の話を講談でやるって、実はけっこう昔からあったように思うんだけど、それほど講談に詳しくないのでなんともいえない。初めてきいた人だと思いますが、ちょっと口調が私には合わないような気がするところが、すこしありました。

 続いて遊雀さん一席目は、とくいわざの「花見の仇討」 プログラムによると「パニック落語」 
 思い出してみると、私はこのネタが、あまり好きではなかったような気がする。途中にダレ場があるように思うのです。しかし、遊雀さんのこのネタは大好きなのです。ふしぎ。今回も、趣向の相談をする場面から、とんとん、と進んで、あーもう終わりかあ。名残惜しいなあ、って終わりました。でまた、今回も、何てよく出来た噺だろう!っと、感嘆符つきで思ったのです。特に今回は、助太刀の侍の二度目の登場では感動すらおぼえた。いつもながら、よいものだと思います。以前きいたものと、また少しどっか変わった気がしたけど、どこがどう変わったかは、よくわかんなかった。

 休憩を挟んで二席目はこれも何度かきいている「お神酒徳利」 こちらもとんとんと運んで、よかった。これは今まで遊雀さんできいたお神酒徳利の中で、一番よかった気がした。で、これも何か変わっていると思ったんだけど、何が変わったのか…?

 毎回書いている気がするけれど、この噺はお稲荷さんが登場するところが一番ストーリーの中で良い所のように思うので、ここまでやってくれるのがうれしいです。だけんども、お稲荷さんは女性の神様だって昔じっちゃが言ってた気も。まあどうでもよいことでありますが。

 今日の二席はどちらもそういえば、伏線のある噺だった。

 今回も終演後遊雀さんおみおくり。3月までの間にたぶん私は2月の新宿しかいけないので、その時にまたーってなお話をして、寒い中央通り(あ。御成街道だ)を神田駅まで、今夜のネタを思い出しつつ、ぽくぽくあるきました。いやぁ。3月までに1回しか行けないんだけどもさ、2月の「らくだ」「猫の災難」3月の「崇徳院」「唐茄子屋政談(!)」気になること!枝雀さんの「寝床」のセリフではないけれども「今頃、どの場面をっ!?」てなもんですよ。でも「唐茄子屋政談」は、なきそうだからききたくない気も。

 あんまり遊雀さんひとりにどっぷり、ってのもどうなのか!って昨年思ったんですけども、今年も引き続き遊雀さんを聴かずにはいられないような気がするだよ。


箱の中の文左衛門  2010/1/16 神保町 らくごカフェ

 昼の池袋で恒例の小三治師匠をきくのもよいかなと思いましたが、橘家文左衛門さんになかなかゴブサタなので、こちらの会に行くことにしました。なんだかでも、池袋は結局小三治師匠出なかったらしい。

 初らくごカフェです。新宿でちょっと書店などをのぞいたりして、それから神保町へ。らくごカフェは神田古書センターの5階。なにかでここには来たことがある…。調べたら、なんとあの、なつかしい新世界レコード社の入っていたビルだったのか。ひょっとして、その跡地がらくごカフェになったのかっ?と思いましたが、違ったようです。狭苦しいビルの中で、ちょっと違った感じの空間になっていました。

 中に入ると、椅子が並べられ、前に高座。椅子もそれほどみっちり並んでいなくて、ちょうどいい感じでした。高座の脇の、たぶんそれほど広そうでないスペースが楽屋らしくて、そこから文左衛門さんがのぞいたりしていましたっけ。

 開口一番、のメクリを確かめつつ、文左衛門さん登場。大工調べの稽古をしていて舌を噛んでしまったとのこと。あとで、特別ゲストの鈴々舎わか馬さんに、比喩でなく舌を噛む人っているんですね…などと言われていました。私ご飯食べてるとき噛むことあります。ありますよねえ。

 文左衛門さんの一席目は、おなじみの「道灌」 フルバージョンです。のんびりと突っ込みをいれるご隠居さんがなんともおっかしゅうございました。絶品ですな。

 特別ゲストのわか馬さんは、今回のゲストに出る件を昨日鈴本の楽屋で言われた…ってなマクラから「お血脈」 時事ネタをおりこみおりこみ聞かせました。今年真打昇進ですが、真打になってどう変わっていくかが楽しみであります。

 仲入り後は、文左衛門さんネタ出しの「大工調べ」 わか馬さんの昇進のことをマクラで話したりしてからネタへ。正直、ちょっと何か硬いって感じがしました。この前、遊雀さんでもきいているので、聴き終わってから、ネタについていろいろ考えてしまいました。そりから、大家さんの言ってた「せっかくの西日が」って言うのは、ネタですかなぁ。ねぇ。
 いちばんよかったのは、与太郎の啖呵の部分。最後にぐっともりあげて終わりました。あ。お白洲までは行かず、啖呵まで。

 これが終わって、日本橋亭の遊雀さんの会に移動ですが、半端に時間があまってしまって困りました。しばらく神保町の古本街をぶらつきましたが、見ただけで何も買いませんでした。