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ぶれいもの音楽隊(雀の間)

立川談春独演会 2010/1/23  甲府市総合市民会館

 よい席がありますぜダンナ!と言われて、しばらく前に券を買った公演。たのしみにしていました。
 お出かけ前に近くの日帰り温泉に寄ってから行った。その日帰り温泉は、数年前にいちど行っただけのところ。ヒサビサに行ったら、なんだか前回行った時より全体に薄汚れた感じがして、ちょっと気が滅入った。温泉自体はいいと思うんだけども残念であります。

 まったり移動していたら時間が怪しくなって、それでもなんとか、開演15分前くらいに会場に着きました。かなりの入り。談春さんの25周年のツアー…?みたいなのの一環らしい。今回がその最後なのかなあ?

 幕が開いて最初は立川こはるさん。初めてみます。誰か少年が出て来たかと思ったよ。「真田小僧」 なんて前座のやるネタであろうか。なかなか健闘してはいたけれども。わりと女性女性していなくて聴きやすかった。

 談春さんは、落語会の会場のことなど、長いマクラ。大きい会場でやったっていいみたいなお話でしたが、やっぱり私は落語はそこそここぢんまりした会場で聞くのが好きです。今日の会場は、やっぱり大きいなあ。私的には鈴本くらいが限界な気がする。鈴本もちょっと大きいと思うくらいです。

 ネタは「宮戸川」 談春さんあまり聴く機会がないせいか覚えていて、いつだかもこのネタをきいたのです。とくいネタなのかな。今回もおばあさんがサクレツしていておかしかったです。お花も半七もちょっとお互いにその気があるような演出があって、ちょっとそれも面白かった。

 引き続いてそのまま、「骨壷女」の話。これもどっかで聴いた気が…。あった話をネタのように話すのですけども。ちょっとさださんのコンサートトークを思い出してしまった。談志さんの家を訪ねてきた怪しいオンナ。100万円出して「鼠穴」を聴きたいんだそうで。そんなに聴きたいネタですか?ねずみあな。私はあんまり好きでもない。
 これのマクラ?で、落語ブームだけれど、突出した人材はいなくて、そのかわり幅広い人材がいる。みたいな話。片方の端っこに市馬さんで、もうかたっぽの端は、思ったとおり白鳥さんですって。遊雀さんは、その中に入っているのかなあ。そうして、その、どちら寄りなんだろうなあ。まあ、どちら寄りだろうが関係ないけどっ。

 仲入りのあとは、なんとこの時期に「芝浜」 であります。芝浜は暮に聴くとなんだか「暮れ」って時期的要素だけでちょっとアジワイが深まる気がしますが、この時期に聴くのは、不思議な気持ちです。

 最初に女房が勝五郎を商売に出そうとする場面、財布のことを夢だと話す場面、最後の酒を飲もうとするまでの場面など、ものすごくみっちりとやって、これでもかって感じでした。談春さんは、自分で納得がいくまで語りこむタイプなのでしょうか。八代目文楽が、噺を削って削って完成させたのと対象に、談春さんは、足して足して完成させようとしているのかもしれないなあと思ったのでした。それにしても、時々談志さんや志の輔さんに、似てるなあと思った。やっぱり似るのかな。

 女房の告白の場面の前に、錆田のご隠居が湯屋で語った話ってのがあって、そのせいか、芝浜っていう噺の後ろに「幸福」ってものについての奥行きのようなものがすっと浮かんできて、そこはとても面白いなと思った。ちょっと長いかなーっとも思ったけれど、充実の一席でした。


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のだめみてきた

 しごとのあと、のだめカンタービレの映画をみてきました。なかなか面白うございましたですよ。しかし、テレビの時から思うけれど、いちいちスタンディングオベーションはやめてほしい!子供が真似するじゃないですか!ちなみにアタクシ、総立ち状態、ってのは今まで見たことがありません。そういえば、タイガー&ドラゴンで、落語を聴いて立って拍手している人がいましたが、あれはやってもいい…ような、やっぱりやめたほうがいいかな。

 しかしさあ、原作では違ったらしいんだけども、フランスのオーケストラの常任になって1曲目が「1812年」ってありえなくねえっすか?ケンカ売ってるんすか?って思われてもしかたないじゃありまつぇんか。フランスのオケって今ではこの曲演奏するようになったのかなあ。謎です(調べたら今ではそういうことも、無くはないらしい)。
 なんかちょっとお話は、ワンパターン化してる気もしないでもないなあ。

 千秋くんのボレロのヘタクソさで物足りない、って方は、ゴゾンジかもしれませんが、こちらをどうぞ。途中9分40秒あたりで演奏がぶつ切れて急に音が大きくなるので注意。きいてどうなっても責任は取れません。

 http://www.youtube.com/watch?v=dxyqfRX0eP8