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ぶれいもの音楽隊(雀の間)

週末

 この週末もおもに寝ていました。風邪はいくぶん良くなった気がしますが、まだのどが変です。本をずいぶん読んで、あと、ネットでCDをひさびさかなり注文しました。立て続けに本を読むのもつかれる。今回はアンソロジーっぽいものを何冊か読んだのですが、こういうのを読むと、よくこういうお話を考え付けるものだなあと思います。私には物語を創作するっていう能力がまるでないようなので、うらやましい。

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あったかかった

 今日はあったかでしたね。春一番が吹いたそうだけど全然気がつかなかった。
 こないだからの風邪が悪化して、おとといは夜中に咳がごんごん出てねむれませんでした。今日は少しよいけど、なっかなかなおりません。明日あさってよく寝てなおそうと思います。ねどこで読む本も買ってきた。いっしょに、小学館の昭和の名人志ん朝さんのも買ってきました。買ってからそういえば志ん朝さんの居残り左平次はCD持っていたなあとハッとしたのですが、別の時の録音でした。

 あったかくなると遊びに出たくなりますが、一年でいちばん遊びに出たい時期がいちばん忙しいんですよねえ。

ついつい

 何か書こうと思っていたことがあったんだけど忘れてしまった。ついついちょっと間が空いてしまいました。

 年明けから調子がよくない。それもそこはかとなく。まあまあ調子が良かったのは道楽亭の遊雀さんの会のあたりくらいじゃないかな。昨日も用事を体調不良で休んでしまいました。ここんところまた風邪っぽくて、しかも微熱がぬけない。年明けから風邪、肩こり…ナゾの足首痛…ここにきてまた風邪、と、腰痛。がたがきまくっています。職場でも風邪がはやりかかっていて、私が広めたことになりかかっている。うつせばなおればいいのに(オイ

かじ・・・

 すこし早めに仕事が終わって、今日は家でまったりごはん食べられるな、と車に乗って、ラーメン屋さんのある交差点で信号でとまりました。寒さに道が凍っていて、すこしすべった。信号待ちをしていたら、携帯電話がなりました。そこの信号はあまり長くないのでいそいで出て、運転中だから折り返し電話するよ。と言ったら、いいんだけど、のじさんちのあたりで火事だよ!って言われました。様子がわかったら知らせる!っと電話をきって、家に近づいていくと、ほんとにわが家のあたりでけむりがもくもくもくもくしている。ウチが火事・・・?
 家に近づくと、家の前の道路には消防車がいっぱいで、ホースがあちこちくねくねしていて、車で近づけない。しかたなく近くの店の駐車場に車をとめ、あるいていきました。茶色いほこりのような煙が押し寄せてきていきぐるしい。あたりはもやもやしてむこうがよく見えなくなっています。むこうから来る人に、どこが火事かきいたけど要領をえません。煙の出かたが、うちのあたりか隣の家か・・・?と思うような勢い。だんだん近づいたら、道をへだてて2件ほど奥の家からもくもくと煙がたちのぼっていた。ほんとに家から100メートルとはなれていません。おそろしや。
 知り合いの人が何人かいたので話をして、しばらくして家に帰りましたが、体じゅうものすごいけむりのにおい。ついさっき、やっと最後の消防車がいなくなって、車をとりに行きましたが、車のなかも、ものすごく煙くさくなっていました。てんぷらの火かなにかで火事になったらしい。気をつけなくてはいけませんな。父親の友人が近火見舞を持ってきました。間に道が無ければともかく、近火見舞には微妙な距離です・・・。


 

ゆきです

 今日は雪降ってます。この間の週末も降ったけど、今日のはかなりがんばって降っています。明日の出勤がゆうつです。4連休だったせいかやけにつかれます。連休前からの疲れもなんだか抜けきれない。肩こりがひどいせいかここんところ2回ほど左の肩がつりました。

上野鈴本演芸場 1月中席(昼席)  2011/2/11

 8時ごろ目が覚めました。頭が痛い。テレビをつけたら雪がたくさん降っていました。どこか関東近県のことだろうと思ったら八王子の映像だった。雪かっ。カプセルホテルのお風呂にはいって、窓から雪をみました。福袋演芸場に行こうかと思ったけどフツカヨイ気味でどうもつらい。お店に入って紅茶とか飲んで時間をつぶし、紀伊国屋書店に行って、ひゃっけん先生(最近ここのブログでこの漢字を使うとハジかれてしまうのです)と、この間読んで面白かった米村圭伍さんの本を買って上野に向かいました。神田の伊勢って店でお昼を食べようと思ったらやってなかった。日曜祭日は休みなんだって。祭日って意識がなくてうちに着くまで土曜日だとばっかり思っていた。なんのかんので上野に着いたのがもう11時半。今日は雪でそんなに混まないだろうし、前座さんが出るまでに間に合えばいいや・・・と、お昼は久々に井泉に行きました。二日酔いなのにとんかつ。そういう気分だったのです。

 雪のなか鈴本に着いたのは開場すこしあと。意外に混み合っていました。最後はぎっしり。鈴本や池袋ではだいたいいつも同じようなところに座るのですが、鈴本では最近ちょっと違うところに座るようにしています。そっちのほうが具合が良いことを発見したの。ついついの癖で前の場所に行きたくなるのですが、今回はたまたまそこしか空いていなくて、座ってからおもいだした。ぐあいがよい。
 前座さんは柳家まめ緑さんで「狸の札」 昨日のぽっぽさんといい、女性の噺家さんが増えてきて、講談みたいにだんだん違和感がなくなってきたりするのかなあなんてことを思いました。まったりやって時間を過ぎていたのですこしヒトゴトながらどきどきした。
 春風亭一左さん「子ほめ」 出囃子が「粟餅」なので遊雀ファンとしてはとっても変な気がする。
 
 翁家和楽社中では、今回も土瓶の曲芸をしました。感動する。胸がどびんどびんしますね。どうしてあんなことができるんだろう。と思います。最初にバチに土瓶を乗せたあとぷるぷるしているので余計にどきどきする。
 春風亭柳朝さん「権助魚」 久々に柳朝さんをきいた気がする。ときどき早口すぎて何を言っているのかわかんないのがちょっと残念。桂藤兵衛さん「替り目」ちょっと楷書に過ぎる気がした。
 ホームランさんは今回も勘太郎さんが汗をかきかき、そんなこと言ってもだいじょうぶなんすか!っていうような話をしていて面白かった。危険すぎるよ。三遊亭歌武蔵さんは今日は漫談。こちらも寄席でしかできないような危険な話も出ていました・・・。「録音している人はいないでしょうね!」三遊亭圓歌さんも漫談。御前落語のこと。カンジヤママイムさんのあと、仲入り前が桃月庵白酒さん「金明竹」 おかみさんの説明がフツーのとは違っているんだけど、いかにもそういう感じでじつにおかしい。遊女が孝女で掃除が好きで・・・ではないのです。加賀屋佐吉からのお使いの男はめちゃめちゃ早口でした。客席からの拍手に「拍手してるんじゃありません!お茶を持ってらっしゃい!」

 クイツキはアサダ二世さん。今日はちゃんとやりましたよ。春風亭正朝さんは軽く「ん廻し」 あまり聞かないネタのように思います。橘家文左衛門さんは「手紙無筆」 で鉄板ネタですが、どうも喉をやってらっしったようで、今日はちょっといつもの調子でなくて気の毒でした。この人の寄席でやるネタは鉄板だと思うのですが、今回のを聞いて逆に、それがものすごく声の調子やなんか微妙なバランスまでしっかりできてるんだなあ、なんてことを思いました。この人の「手紙無筆」は、あにいが「あにいも無筆なんだ・・・無筆・・・」と責められて「ぶっとばすぞ!」っていうところが特にスキ。いかにもぶっとばしそうなフンイキがなんともおかしい。遊平かほりさんの漫才のあと、トリの春風亭一朝さん。「二番煎じ」 ノドのいいところをぞんぶんに聞かせていました。なんとも粋なしゅっとした「二番煎じ」 でした。終わり間際でお侍が登場してぐっと雰囲気が変わるのがかっこよかった。

 鈴本を出ると、おおきな牡丹雪が落ちていました。すこし飲んで帰りたかったけど時間が無くてがまん。だいたいフツカヨイなのに・・・。久々に新宿のタワレコでCDを買って帰りました。プロコフィエフ二枚。スヴェトラーノフの「ピーターとおおかみ」と、バーンスタイン/イスラエルフィルの交響曲第5番。ピーターとおおかみをきいているけど、いきなりロシア語のナレーションにちょっとどきっとする。演奏はなかなか容赦なくて面白いです。

 うちに帰ったら雪がさぞかしすごいことになっているだろうと思いましたが、うちのほうもさほど積もっていませんでした。寒いせいか雪が軽いみたい。

道楽亭開店1周年記念四夜連続落語会 第1夜 三遊亭遊雀独演会 風雅満帆 2011/2/10  新宿 道楽亭Ryu’s Bar

道楽亭開店1周年記念四夜連続落語会 第1夜 三遊亭遊雀独演会 風雅満帆 2011/2/10  新宿 道楽亭Ryu’s Bar

 遊雀さんの独演会。まえから楽しみにしていた会です。道楽亭の遊雀さんの会に行くのは、開店してすぐに出かけて以来。開場すこし過ぎに行って、お知り合いの方とお話していました。私の席は控え室の中がちらりと見える席で、遊雀さんが過去のネタ帳を開いているのがちらりとみえました。

 遊雀さんの一席目は、飛行機での緊急事態の話がマクラ・・・。だったとおもうよ。違ったら打ち上げの酒のせいで記憶がおかしくなっているんだとおもう。「くしゃみ講釈」 遊雀さんのは、乾物屋の店先のやりとりが主なところってイメージ。講釈の部分もあっさりだし。で、講釈は岩見重太郎のネタです。あまりきいたことのない型。

 そのまま二席目は「うどん屋」 冬の夜、雪が降るかもしれない、なんて日にきくのは情緒深いですな。最初に出てくる酔っ払いが、どんだけ酔ってるんだよ!っていう登場でいきなりおかしかったです。うどん屋に「オメー道楽亭知ってっか、1周年だってよ・・・」と、文鳥舎さんのころからの話を織り込んだりしていました。さすがのお気遣いですよ!そのあと「思いつきで喋ったらどっと汗かいちゃった・・・」

 休憩がはいって3席目は「お見立て」 喜助が喜瀬川が死んだと告げに行くところの演出が前と変わっていて、しかもいかにも遊雀さんの落語らしい変わり方で、おおーっと思いました。
 小さい会場なので遊雀さんの表情が手に取るように見える。

 終了後は例によってうちあげ。遊雀さんは今回は打ち上げも着物のままで、とちゅうで着物の話をしだして、そのうち着物を脱いで、こんな感じで着て、こんな小物を使って、帯はこういうふうに締めて・・・って解説をしてくださいました。私は酔っぱらって(いなくてもたぶん・・・)かなり忘れてしまったけれど、今後はちょっとそういうことも含めて噺家さんの着物姿を見るようになる気がしました。

 とりあえず中締めをしましたが、それからさらに座り込んで、かなりとんでもない時間まで盛り上がってしまって(このへんかなり記憶なし)、すでに電車は無いし、タクシーに乗り込む師匠やみなさんをお見送りしました。私はホテルをとってなかったし、これからホテルを取るのもアレだなあ・・・、と、若かりしころ何度か転がり込んだ新宿のカプセルホテルへ。もうだいぶ久しぶりなのですっかり勝手を忘れていましたぜ。それと、そこまで行く途中かなりの数の怪しい客引きに声をかけられたよ。しつこくついてくるので「私はこのとおりすでに限界を迎えている」という旨をお伝えするとかなり納得した様子だった。かなり限界だったのです。それにしても彼らは、ワタシをどこに引っ張り込もうとしていたのでしょう。

池袋演芸場 二月上席(昼席)  2011/2/10

 夜に遊雀さんの会があるのです。午後から出かけようと思っていたのですが、どうせ休みをとるなら・・・と一日休みをとって、顔ぶれのよさげな池袋演芸場へ。行く途中で仕事の電話がはいりまくって、たいした用事じゃないのになかなか連絡がうまくいかなくてなんぎしましたが、池袋駅の出口の階段から電話をかけてぶじ解決。

 すこし時間が遅くなってしまって、昼食を食べている時間がなかったので、外でパンを買って中に入りました。平日なのにソコソコの入り。最後は満員でした。

 最初は春風亭ぽっぽさん。「たらちね」 この噺、自分がやるんだったらこういう演出はどうかな・・・なんてことを思いながらきいてしまった。続いて春風亭一之輔さんが出てきて「鈴ヶ森」 で早くも客席を沸かせました。ひっさつわざのひとつですねコレ。前にきいたときよりくすぐりが増えていた・・・。みぐじゅみぬいで・・・だんだんダラダラしてくる泥棒の弟子がおかしい。東京ガールズさんが出て、隅田川馬石さん「安兵衛狐」 おこんさんが出て行かないとか、いろいろさっぱりした演出だった。それでもいいように思います。耳の遠い本所のおじさんはウチの耳の遠いじいさんを思い浮かべてしまった。うちのじいさんはきこえていなくても納得したような顔をする時と、ものすごい聞き間違いをするときとふたとおりあります。三遊亭歌武蔵さん、久しぶりかも・・・。「不精床」 そういうことです。何が?歌武蔵さんがやる親方は迫力だね。面白いネタなのに意外にかかる回数が少ない気がする。途中前の席で何か書いてる人に反応して、ブログとかツイッターとか2ちゃんねるとかに書いてる人のことからあれこれ。その中に、本心から言っているんだったらすごくそれはいやだな・・・ってことまで言っていてすこしさみしい気がしました(こういうこと書くからいかんのだろうけど)。

 ロケット団さんは今回はほとんど時事ネタでやっていて、相変わらずスルどくてみごとです!間とかがすごくうまいと思う。テンポも速いようでいてちゃんと会話はきこえるし。
 続いて橘家圓太郎さん。この人の出囃子はなんだか印象的です。ネタは「勘定板」 この人がやると田舎の人がほんとうに律儀で純粋な人に見えて、それがまたおかしみを増す気がします。はこそろばんの説明をしているのを聞いて気がついたけど、今あまり「はこそろばん」は無いので説明がいるのでしょうね。ウチにははこそろばんがあって、小さい頃ごろごろして遊んだので説明がなくてもわかるのですが、だんだん時代もうつりかわるのですな。じいさんかひいじいさんの名前が刻み込まれていた。

 柳家喬太郎さん「ハンバーグができるまで」 題名だけはきいていたのですが、こういう噺ですか。おもしろすぎる。濃厚なキャラクター設定で商店街の人たちを描いてぶんぶん飛ばしたあと、しっとりしたやりとりになる・・・そこの落差がすごい。喬太郎さんの振れ幅がすごく出たネタですのう!と思いました。

 三増紋之助さん!すごすぎるよ!紋之助さんの必死ぶりに近くの席の人が覚めた意見を吐いていたけれど、純粋に見たほうが絶対たのしいですよね。このご夫婦連れらしきお客さん、落語の最中もふつーに会話していたり、池袋では珍しいダメなお客さんでした。紋之助さん、今回はいつも以上にたびたびお囃子をとめて汗をかきかき客席を巻き込んでいきました。ものすごく派手だ。

 仲入り前は柳家小袁治さん。「ひなつば」 でした。時間の関係かようかんのきり方指南はなし。旦那が謝りに来るエピソードはステキな人情噺だなといつも思います。

 クイツキは古今亭志ん馬さんで「紙入れ」 続いて古今亭志ん橋さん「居酒屋」 れいの先代金馬さんのとくいだったネタです。店の小僧のきいきいした調子が金馬さんの感じに似ていて、なんともおかしい。柳家小菊さんが俗曲で都々逸とかうたってしっとりしたあと、トリは林家しん平さん。映画「落語物語」 の宣伝。映画はこんなお話ですよー・・・!っといいところであとは映画を見てねっ!とくる。見たくなってきますね。宣伝上手!ネタは、初天神の逆バージョンっていう・・・。おとっつぁんとお祭り行くのやだすぐあれ買ってやるこれ買ってやるって言うんだもん・・・っていう。「初天神」のエピソードを逆にたどっていくんだけど「そうきますか!」っていうところがおかしかったり、ちょっとした無理やりっぷりがおかしかったり。この人は漫談しかきいたことがなくて(それもすごく面白いんだけど)ネタらしいネタを初めてききました。

 夜の部のトリが三三さんのせいか、入れ替えの時も抜けるお客さんがわりと少なかった気がする。とても混んでいました。

パーセントちゃん

 いまでもそうですがおさない頃から数字が苦手で、特に応用問題が大の苦手でした。ヘキサゴンとかに出てる人を笑えませんぜ。しごとでは数字を見なければやっていけないけど、Excelと電卓があるからなんとかやっていけるくらいの勢いではあるまいか。
 そんで今日、ちと気がついたのですけど、Excelの表が

  今月の収支   先月の収支 増減割合
    20      -100    -20%

 みたいになってるの。単純に今月の収支÷先月の収支×100って計算にすると、正の数どうしでしか合わない。収支が伸びているのに-20%はオカシイだろうって話。えーじゃあこの場合なんパーセントなんすか?っていうことで、ちと混乱してしまいました。じゃあ

  今月の収支   先月の収支
    0      -100

とかだったらどうなんのよ!とか。
結局アレコレ調べて納得したけれど、こんなこと学校で教わったかなあ。そんで、Excelにどういう式を入れたら正解が出るのかはわかりませんでした・・・。せともん屋やってたらどうなっていたかとおもいます。

読書のふゆ

 昨日はほぼ一日ごろごろしつつ、たまっていた文庫本を読みまくりました。久々にかなりのペースで本を読んだ気がします。残りの一冊も初めて読む作家さんだけど、若干つかまりかかっています。今朝早起きをしなければいけなかったので昨日は読みかけで寝ましたが。昔見たく遅くまで本を読んで翌朝しゅっと起きることはもう無理なの。

 今日は仕事の帰りにふと車のラジオをつけたら、マーラーの交響曲第1番の4楽章がながれていました。すんごい演奏だなあと思って、うちについても車の中で最後まできいた。車のステレオはめっちゃ音が悪いんだけど、それでもなかなかのハクリョク。誰の演奏だろう…と思ったら、ラトル指揮のベルリンフィルだって。ラトルってこういう演奏する人だったかなあ。私はどうも線の細いイメージがあってあんまり好きじゃないんだけど。それともカーステレオの音の悪いせいですごい演奏にきこえたんだろうか。
 マーラーの交響曲はどちらかというと苦手ですけど、第1番はまあまあ好きです。第1楽章ののどけしい感じと、第3楽章中間部の打楽器がどんしゃん鳴るところが好き。

こばなし

 今日なぜか思いついた小噺。

「いやぁどうも成仏できなくってさ。やたらなところにも出てるわけにもいかないでしょ。だからさ、悪いけどお前んとこにしばらくおれ、置いてくんないかな?」
「そらぁかまわないけどさ。なんで成仏できないの?」
「いやぁほら、お前も知ってると思うけどさ、うちのカミサン怖かったでしょ?」
「ああ…ひどい目に遭ってたもんね…。じゃあ、化けて出て仕返しでもしようっての…?あれっ、だけど、お前んとこのカミサンって、この間まんじゅう食いすぎて死んじゃったんじゃなかったっけ?」
「そうそうそう。意地汚いからね・・・」
「カミサン死んじゃったのにお前こっちに出てきても仕返しなんかできないじゃん。どうしてこっちに出てきてるの」
「いやいや、あの、別にね、仕返しに来たわけじゃないんだ」
「ふーん?じゃあ何しに来たの?」
「うん。かみさんから逃げてきたんだ」



いたずら

 ここんとこ書店に行って本を買ってきて読まない、という状態がちょっと続いて、書物がたまっている。昔はたくさん読んでたくさん買って、という状態で書物がたまっていたけど、今は読めないのに買ってきてたまっている・・・。ためといて、今はまた古い落語の速記本をぼちぼちと読んだりしています。

「はぬき」っていう、今は全然たぶんやられていないネタがあって、遊郭に牡丹餅を持っていってみんなに食べさせて、帰りに馬糞を置いてきて廊下に狸の足あとをつけてみんなをびっくりさせよう、といたずらをもくろむ噺。まあ若干ちったない噺ですな。これを読んでいて、昔はそういえば自分もヘンテコないたずらが好きなこどもだったなあ、なてことを思い出しました。今はそういうことあんまり考えないな。何が変わったんだろうって、すこしさみしく思いました。
 それから、よくきつねたぬきは人を化かすなんてぇことを申しますが…って落語では言います。狐狸が人を化かしてうまのくそを食べさせたりするのは、落語の世界では常識なのです!そう考えると、今の常識と昔の常識はだんだん変わってきているのだなと実感しますね。