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ぶれいもの音楽隊(雀の間)

京都とかにいってきたこと 2012 その3

 3日目です。さすがに足がいたい。名残惜しくもホテルをチェックアウトして、荷物を四条河原町のコインロッカーに預けました。朝ごはんもすこし地元っぽい店で食べたいと思いましたが、とりあえず昨日おとといの教訓で、食べられるとこで食べといたほうが良い!ということになっているので、すぐそばのチェーンのコーヒーやさんで食べました。バスに乗って、ずっと北の方へ。なんだか京都美術館あたりでイベントがあるらしくてバスが激混み。バスの運転手さんがもうちょっとの辛抱ですー!とか言ってました。
 すいてきた5番のバスに乗って、着いたところは岩倉操車場。めざしたのは岩倉実相院です。以前、紅葉の頃に行ったら激混みで、おちおち見ていられなかったので行ってみようと。
 前回来た時に、お寺の前でバスが旋回して、終点になってた、という記憶があったので、岩倉操車場で降りれば実相院の前であろう、と思ったら、なんだかのんびりしてさっぱりしたところ。どこに来てしまったんだろう…。ちょっと歩いたら、実相院2㎞という看板がありました。最終日だし2㎞も歩くような時間は取りたくないなあ足も痛いし。と、あきらめかけつつ、持っていたガイドブックを見たら、実相院は国際会館前から出る京都バスの終点だそうな。市バスの終点じゃないんだ。うーん…、んで、またちょっと歩いたら、実は国際会館前の駅まではさほど距離がないらしい。そこまで歩いて、バスに乗り、やっとのことでたどり着きました。
 さすがにこの時期はすいていて、最初のうちは私ひとりしかいませんでした。ゆっくり見ると襖絵なんかがけっこう良い感じのお寺さんです。庭が前回来たとき良かったのですが、今回は蜘蛛がもみじの葉に巣をかけたりしていてあまり風情がなかったです。
実相院

 ふたたびバスに乗って京都方面に戻る。今度は詩仙堂にいってみました。ちょうどお昼時で、以前に行ってみてたいへんおいしかった湯豆腐のお店があったのですが、寄りませんでした。つくづく寄ればよかった。食べられるときに食べるという教訓を活かさなかったのが後悔です。
 詩仙堂はこんな時期にもかかわらずそこそこ人が来ていて、庭を見るにもそんなにまったりはできませんでした。
詩仙堂1

詩仙堂2

詩仙堂3詩仙堂5

とはいえ、なかなか風情のあるいい感じの庭でした。ししおどしがときどきカコーン…とかいう。

すこしここでまったりして、あと、ついでに近くの圓光寺さんにも行ってみました。こちらは緑の多い庭で、紅葉の時期なんかは良いのでしょう。こちらはすいていてまったりできました。裏の方に家康公のお墓というのがあったのだがなんであろう。そこからは京都の町が良く見えました。
円光寺

けっこうぎりぎりの時間。そんで、四条河原町に戻るバスの中で、帰りの電車の時間を少し間違えていたのに気が付いてあせる。まあそうは言ってもまだ時間がありますから、と、先斗町でごはん。セットで頼んだのですが、まわりの人は単品で頼んでいて、そっちにすればよかった。で、最後、デザートが出るはずなんだけど全然出てこない。けっこう時間が迫ってしまったのでもういいやっ!と店を出て急いで京都駅へ。職場と家にあわててお土産を買いました。時間がないと言いつつまた駅でお酒買っちゃったけど。
 そういえば帰りのコースが切符が4枚出てくるような感じで、やや複雑で自販機では切符が買えないのでした。あわててみどりの窓口に。窓口のおねいさんは私の注文に機械をものすごい速さで操作するのですが、全然手続きが進まない。時間はどんどん迫ってしまいます。やっと切符を買って新幹線ホームに5分前くらいに到着しました。

 新幹線に乗って、京都ばいばい、と思っていると瀬田の唐橋が窓から一瞬みえました。

 帰りは名古屋から塩尻まではワイドビューしなのっていう電車。初めて川側に座れた。川側に座ると大きな石がごろごろしている川のようすが見られて面白いのです。

 塩尻ではかなり乗り継ぎが悪くて50分くらい間があきました。駅のそばでご飯食べる時間があったけど、名古屋ですでに駅弁を買ってしまっていたのでした。なんとなく売店でアイスとか買って食べていると電車がきました。もう暗くなって外も見れないので、乗り換えてからは駅弁を食べて、文庫本をずっと読んでいました。今回の旅の間、かばんの中に三浦しおんさんの「神去なあなあ日常」 は入っていたのでした。ちょうど家に着くころに読み終わった。とても面白い。自分が映画監督だったらだんぜん映画化したい!おすすめです!

 地元は雨が降ったのか、地面がびちゃびちゃに濡れていて、すっかり涼しくなっていました。
 

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京都とかにいってきたこと 2012 その2

 朝起きると、うすいカーテンの向こう側に朝の日がのぼるところでした。だいたい旅行先の朝の支度は遅いほう。ぼちぼちと支度をして出かけました。初日、夜行バスの疲れが出ているので早く寝ようと思ったのに帰ったのが日付が変わるような時間だったので朝からやや疲れている感じです。外は歩いていると汗ばんでくるような陽気。
 四条烏丸のチェーンのコーヒー屋さんで朝食を食べて、京都駅に移動。そこからこんどは東海道本線で石山駅をめざします。今日の予定は、今回の中で唯一行先として入っていた石山寺と三井寺。そこで時間がなんとかなるようであればそのまま比叡山を越えてこよう、という感じでした。
 とりあえずいちばん南にある石山寺へ行くことに。JRの石山から京阪の石山寺にむかいます。間の京阪の電車は2両編成のなんとなくかわいらしい感じの電車でした。わりとすぐに石山寺の駅に到着。静かな感じの駅でした。そこから川沿いの道路をあるいていきます。そんなに距離はないと思うんだけど、わりと長く感じました。暑かったけれど川沿いのせいか風が吹いてすごしやすかった。川岸に遊歩道みたいなのがあったのに後で気づいて、こちらを歩けば良かったなあと思いました。瀬田川という大きな川で、水面が朝の光できらきらしていた。
瀬田川

 「あと○○メートル」 とか言う表示のわりに全然近づかないなー、と思う頃に石山寺に到着。道沿いに仁王門だか山門だかがたっています。って、調べたら東大門というらしい。
石山寺1
 門をくぐると長い参道です。なぞのお公家さまがでむかえてくれました。
石山寺2
 
 手水鉢で手を洗っていると、手水鉢の下に鯉がぬーっと泳いできてびっくりする。

 途中でお金を払って境内に。入るとすぐに右手の高いところに大きなお堂がみえる。でもいちばんもりあがりそうなそのお堂はあとでとっておくとして、そのまままっすぐ参道をすすみました。途中で左に曲がっていく道には石のほとけさんがずっと並んでいるのですが、どこまで坂道を登るのかわからないうえに、なんだか山道なので引き返しました。すこし右に行くと庭園があったけれど、何か動物除けの高圧電線がはりめぐらされていて興ざめ。気が付いたらどうも順路を逆に歩いていたらしいです。山の上のお堂を目指しましたが、ほんとうに山道を歩いているような感じ。やがてお堂がみえてきました。
石山寺4

 新しそうなお堂だけれど、なかなか壮観です。おおーっと思ってお堂の前の広場にはいっていくと、お堂の左の下のところに犬がねころんでいる。こんなとこに犬が…?そしてへんな犬。なんだこの犬は。と思いつつよく見るとなんとキツネでした。しかももう1匹出て来た。ノラ狐なんて生まれて初めてみた!と思って、カメラを出そうとしているあいだににげてしまいました。
 このお堂が一番たかいあたりにあって、あとはじわじわ坂を下る感じ。山深いところにいたのかどうかはよくわからないのだけれど、途中、下の方にさきほどの瀬田川がきらきら光って見えました。

 坂を少し下ったあたりの多宝塔はかっこいー!多宝塔すきです。
石山寺5
 安産の石とかいうのがあるの、という案内がお堂の下をさしていました。経堂のような建物の床下に石があって、そこにすわるといいらしい。なんかすごい場所でした。
 そして本堂。
石山寺6
 大きいうえにまわりがけっこうたてこんでいるので全貌を写真にとったりするのは不可能。お堂の中もぶっとい柱がたくさん建っていて壮観でした。300円でお堂の中も見られるというのでお願いして、中も見てみました。奥の方の暗いところにけっこういい感じのなんとか明王さんみたいなかたたちが鎮座しておられた。
 写真の中の、三脚が建っているあたりのヘンテコな窓のところは紫式部ゆかりの部屋だそうで、なぜか中が部屋みたいになっていて、紫式部の像がありました。紫式部云々以前に、ここになぜこのような部屋があるのかがふしぎだった。

 お堂の前には石山寺の名前のもととなったらしい石がありましてこれもなかなかでした。
石山寺7
 
 たぶんふつーに見に来た場合は、本堂から多宝塔をまわれば十分な気がしますが、それでもけっこう楽しめるお寺さんだったと思います。

 石山寺を出て、元の川沿いの道に。なんだか疲れてぜんぜん歩きたくないでござる。すぐ目の前にバス停があったし、そこそこ本数もあるようだったので、バスに乗ってぶーっと、もとの石山寺の駅まで戻りました。
 ここに京阪の石山坂本線のフリー切符を売っていたのでこれを購入。また電車に乗りました。お客さんは私を入れてふたりだけ…。すぐに次の駅で降りて、近江八景のひとつの場所、瀬田の唐橋をみにいきました。が、瀬田の唐橋は形だけはむかしふうにギボシなどつけて気取っていましたが、鉄とコンクリのつまんない橋でした。あとで帰りに新幹線の車窓からもちらりと見えましたよ。

 ふたたび電車に乗る。フリー切符だから気楽です。こんどは三井寺へ。途中はけっこう長かったです。三井寺の駅の手前あたりでは道路を電車がはしったりしてなかなかわくわくします。
 ここらでお昼、と思ったけれど駅前の店はお休み中でした。まああとでいいや、と、三井寺目指してあるきだす。歩いている横は琵琶湖疏水の流れです。これが流れ流れて南禅寺のところを流れることになるのはすこし不思議な気分。で、あと、じっとみてるとなんだか高い方に水が流れているような気がしてきてへんな感じ。
疎水

 三井寺ではいただいた境内図を見ながら順路通りに回りました。
 観音堂
三井寺1
 中は絵馬など飾ってあっていいかんじでした。そういえばここにも絵馬堂があったけれどやっぱり絵馬の保存状態は悪い。この横にあった鐘楼は珍しく扉を開け放って中が見えるようになっていました。もちろんのぞいてみましたとも。
 ここから階段を下って戻ります。順路に従っていくと立派な三重塔。
三井寺2

 横には一切経蔵という経蔵もありまして、これも中が見られるようになっていました。まだかなり色が残っていて、昔をしのばせるものがありました。
 金堂も立派な建物。金堂の脇には弁慶鐘っていう大きな鐘もありました。
 三井寺4
 金堂のほんとにすぐ横には閼伽井屋(あかいや)って建物があります。石山寺さんにもあったのかなあ。仏さんとかに供える水を汲んだりするところらしい。建物の中からは「こぽ、こぽ」っと水が湧く音が聞こえていました。ちょっと見落としガチかもしれないのですが、ここになんと左甚五郎作といわれる龍の彫り物がありました。
三井寺5
 いつもながら目立ちにくいところに彫るのがすきですなあ。

 金堂のところの階段を降りると出口。仁王門がたっています。この門もなかなかしぶいです。
三井寺6
 門を出たあたりで時間もそこそこになってしまったので、ごはんにしましょう。出たところのすぐの観光売店みたいなところでご飯を食べて甘酒を飲みました。暑かったのですこしまったり。

 ふたたび駅を目指して歩きました。ここでも学校があって運動会の練習かなにかの声がしていました。今回の旅行はあちこちで子供たちの声が聞こえる旅行だったなあそういえば。
 疎水沿いの道で異様にまったりしているヤツがいたのでちょっとあそんでもらいました。
三井寺7

 三井寺から坂本の駅まで京阪電車で移動。坂本の駅を出て、ケーブルカーに乗って比叡山を登ろうという了見です。坂本の駅からケーブルカーまでの距離がよくわからなかったので駅員さんに尋ねたら、バスが行っちゃったばかりなので乗る手間で歩いたほうがはよおまっせ、というので歩いてみたらこれがずーっと坂道でえらくなんぎしました。
 ちょっと山に入りかかったあたりで駅に到着。なんだか午後から異様に蒸し暑くなってきていて、たぶん気温はそれほどでもないのですけど暑い。
比叡1

 今から比叡山登ってどのくらい見れるかなあと思いながら、ケーブルカーで延暦寺をめざしました。ケーブルカーなんて乗るの久しぶりです。けっこう高い谷の脇を通ったりしてちょっとどきどきするけど、わりとすぐに登り切りました。駅からまた少し歩くのです。けっこうたいへん。遠くにびわこがきれいに見えていました。

 もう3時ごろで、すこし曇っているし、山の中は暗くなり始めている。とりあえず根本中堂だけは見ておきたい。そしてその根本中堂はすんごく大きいです!かような山の中にこのような立派なお堂が。すごいです!
 比叡2

比叡3
 回廊から中は撮影禁止だったのですけど、お堂の中もふっとい柱がずーんと立って、それはそれはみごとでした。内陣の部分は3メートルほど低くなっているのだそう。かなり薄暗くなっていて、そこに燈明などが光って、神秘的でした。根本中堂にずーっと燃えている火がある、というのを見たのですが、もっと神秘的な感じかと思ったけどそうでもなかった。この火は織田信長の比叡山焼き討ちの時に消えてしまったとかで、その時には、さらに前にこの火を分けていた山形の立石寺からまた分けてもらったのだそうです。その、山形の立石寺に、今年仙台に行っている間に訪れているのですが、火は見てこなかったように思う。今思うと残念です。

 あと、このお堂で私が興味を持っていたのは、せみです。お堂の扉の、留め具のようなところに、金属でできた蝉の飾りがついているのです。撮影禁止のため撮ってこれませんでしたけども、ちゃあんと確認してきました。確か何かの意味があったように思うのですが忘れてしまいました。そんで、この飾りがあるのは、この根本中堂と、それから知恩院、蓮華寺だけだというようなことも以前にききました・・・が、検索してみたら実はいくつかあるらしい。今度またいろんなとこのお堂を見る時はそういうとこも見るようになっちゃうかもなあ。

 すこし延暦寺は根本中堂のまわりを歩いたのですが、夕方になってきたので帰ることに。帰りは京都側に降りようと思っていましたので、ちょうど来たバスに乗ってロープウェイの駅に行き、ロープウェイに乗ります。このロープウェイはあっというまにつきました。さらにケーブルカーに乗り換えて八瀬まで。ロープウェイを降りたところには、かわらけ投げのできるところがありました。私はやらなかったけど、けっこう近い場所に的がつってある。あとから来た人がやっていましたが意外に近い距離なのに入らないものですな。気持ちよくくるくる回りながらはるか向う側までかわらけは飛んでいくのでした。

 ロープウェイを降りて今度は叡山電車に乗り換え、四条あたりをぶらぶらしたあと、京都方面に旅行に出かけると毎回お声をかけてくださるくりくるさんご夫妻と落ち合って、お酒など飲みつつたのしいお話。昨晩に続きおそくまで楽しい時間をすごしました。しかしなんです、今回も行った某串かつ屋さんは、京都に行くたび立ち寄っていますなあ。

京都とかに行ってきたこと 2012 その1

 夏休みの残りをつかって、どこに行こうかなー、と迷った挙句、ここ数年毎年恒例のように行っている京都に行くことにしました。ここ数年ってどのくらいか。と思って調べたら6年目みたい。6年って長いのか短いのか。もうガイドブックに載ってるところはかなり歩いたようにおもいます。

 日数が少ないため、電車での移動を考えていましたが、ホームページをチェックしたら夜行バスがすいていそうなので、以前全然眠れなかったけど夜行バスで行ってみることに。最近けっこう寝つきがいいので大丈夫じゃないかなと。
 夜9時近くのバスに乗り込みました。乗るときに係の人に、まわりには誰も乗らないです、と言われたのですが、しばらくしてすぐ後ろの席に若い女性の二人連れが乗ってきました。後ろで見えないし、時に気にはならないけど、誰もいないよりはやっぱり気を遣いますなあ。
 んで、今回もなかなか眠れませんでした。まわりがうるさい、のではなく、もう走行音自体がかなりうるさいし、路面からの衝撃もけっこうあります。うとうとしたり起きたりって感じ。3時ごろからすこし眠れて、5時半ごろに京都に着きました。ほんとは6時到着の予定だったのが、高速の工事渋滞を避けるために早めに着いたとのこと。ぼーっとしていて、京都に着いたのも気づかず、ついてますよー、って言われてあわてて降りました。

 今日は一日動けるので、予定外だった奈良に行くことに。そんで、奈良に行くなら前から行ってみたかった御香宮神社が通り道なのでそこにも寄ってみることにしました。んで、駅でうろうろしていると奈良のフリー切符があるみたい。これで御香宮神社で途中下車もできる、と、その切符を買って、電車に乗ろうとして、切符をよく見たら、奈良の特定の圏内の乗り降りがフリーなだけで、そこまでの途中下車は不可。しかたないので再度切符を買って、むかいました。

 御香宮神社は桃山御陵前の駅のすぐそばでした。駅を降りるとすぐに鳥居があって、鳥居のむこうがわから朝の日がさしてくるところでした。
 表門は伏見城の遺構ということで、彫刻とかがけっこうこまかにほどこされていました。拝殿はかなり装飾的な感じ。
御香宮1
 境内をぶらぶら歩いてみました。地元の人がけっこうお参りにきていました。

 小堀遠州ゆかりの庭があるとのことでしたが、時間が早くてまだ公開していませんでした。ここに立ち寄った目的は、絵馬堂を見てみたいということでしたが、わりとしっかりした感じの絵馬堂の下は物置のようになっていて、絵馬の保存状態もかなりキビシイものでした。おまけに絵馬堂の下にいると次々と蚊が寄ってくる…早々にたちさりました。
 こちらの絵馬などは色がはがれてけっこうコワい感じになっていた。
御香宮2

 ふたたび電車に乗って奈良へ。大和西大寺の駅でコインロッカーに荷物を預け、なんとなく、ガイドブックのおすすめコース通りに歩いてみようかなと、一つ隣の尼ヶ辻の駅へ。電車の中は高校生がぎっしりで、そういえば今日は平日だったんだなあと思いました。
 尼ヶ辻の駅あたりで朝食を食べようかなあと思っていたのですが、駅周辺はふつーの住宅街っぽくて飲食店は見当たらない。歩き出すとすぐに垂仁天皇陵がありました。柵の外からすこし眺めましたが、すぐ脇を通勤の人たちがいそがしげに行き来していて、若干落ち着かない。
 おすすめコースに沿って、最初に喜光寺というお寺さんにいきました。喜光寺はバイパスの前に唐突にある感じ。
喜光寺
 ガイドブックには8時半からの拝観時間が書いてありましたが、行ってみると9時からの拝観。時間をつぶすこともできず、しかたがないのですぐそばにあったすき家で朝ごはんを食べて、喜光寺さんへ。


 たぶん今日最初に入ったらしくて、お堂の中で朝のおつとめをしていました。
喜光寺2
 こころみの大仏殿とかいう建物らしくて、なかなかきれいな建物です。写真撮ったりしていたら、どうぞ中へ…って声をかけていただいたので、中に入って、わけもわからず一緒に座っていたら、おつとめのあと、いろんな説明をしてくださいました。中のほとけさまはけっこう個性的なお顔つきでいらしった。
 説明のときに「お寺さんですか?」と言われて、意味が分からず「いやそういうのじゃないです…」とかわけわかんない返事をしてしまったのですが、あとから思うと、ぼんさんですか?って聞かれたのかなあ。ぼんさんじゃありませんっ!

 続いて西大寺へ。ガイドブックどおりに歩いて行くと、けっこう普通の住宅街の中を歩く。やがて西大寺に着きました。幼稚園があって、そこの何かの歌声や楽器の音がにぎやか。
 西大寺
 境内でも、幼稚園の子供たちがかけっこの練習なんかをしていて、ほのぼのした感じでした。堂内には大きな十一面観音さまの像なんかがありました。長谷寺式とかいうようなことらしくて、ながーい錫杖を持っておられた。

 歴史の道、という道をずっと歩いて行きました。けっこう暑い。だんだん歩いて行くと、えらく細い道になってきて、田んぼの脇のようなところを歩いて、秋篠寺へ。
秋篠寺1
秋篠寺2
 お堂の中はうすぐらく、かかりの人が一人いるだけでした。しばらく伎芸天とかみていましたが、ほかにお客さんは誰も来ず、しーんとしていました。

 外に出て、庭からお堂をみる。

秋篠寺3
 じみながら美しいなあと思いました。ふと隅を見ると、何か石が置いてある。近くに寄ってみました。
秋篠寺4
「かみなり石」って書いてあります。ネットでしらべたら、この石のあたりは雷が落ちないんですって。この日は天候がアヤシイ感じだったのですが、いざとなったらここにいれば大丈夫だったのですな。

 近鉄奈良に行って、ご飯を食べようとうろうろしていたら、そばまで来たようなので、元興寺さんによることにしました。
元興寺元興寺2
 街中のお寺さんなのでさほど見るとこもないのかなあと思ったらけっこう見ごたえがあって、お昼の時間が遅くなってしまった。
 元興寺さんの近くの商店でみた。孫子の代までピンチ。
元興寺2

 お昼は結局近鉄奈良の駅前の商店街で食べました。ふつーのお店だったけどなかなかおいしうございました。

東大寺12
奈良公園ですこしまったりして、鹿とあそんだりアイスとか食べたりしていたら遅くなってきたので、大和西大寺でふたたび荷物を持って京都に戻りました。

 いったんホテルにチェックイン。部屋に入ると冷房が入っていなくてもやーっとしていました。冷房を入れてシャワーを浴びて、近くのお店でひとり一次会。飲みながら文庫本を読んでいたのですけど、軽いエンタテイメントかと思ったら思ったより起伏のある話で、飲んでるせいかけっこううるうるしそうになってきました。ほどほどに酔っぱらってもいるので店を出ました。

 とりあえず腹ごなしに夜の京都をぶらぶら。祇園のほうまでいくと、仲源寺さんというお寺があります。四条の通り沿いなんだけど割と人はすくない。ここにはけっこう立派なほとけさんがいらっしるのですけど。
仲源寺
 祇園のほうもうろうろしてみましたが、なんだか外国人さんがたくさんで、日本の観光客の方が少ないくらいでした。
 ここ数年お邪魔している先斗町のお店に。先斗町も外国の人ばっかりがうろうろしていまして、この人たちがどの程度ここらのお店に入らはるのかしらんと思いました。

 何度来ても先斗町はわかりにくくて、ぐるっと一回りして、戻ってきてやっと見つけました。通りがこんな感じだったのでお店はすいていました。先客が一人いらっしゃいましたが、この後義理で他の店に行かなければ…ということでかえってしまい、マスター(?)っていうか板さんというか、二人でけっこうお話をして遅くまで。夜行バスの疲れがあるので早く寝ようと思っていたのですが、四条河原町の交差点に出たときにはそこそこの時間。バス停で時間を見るともう最終が行った後らしい。しかたなく歩きだしたらすぐ横を最終の赤い電気をつけたバスが追い越して行きました。

連休最終日

 連休の最終日。この連休は一応イベントが入っていたのですけど、なんとなく流れてしまって、家に3日こもっていると煮詰まってしまうと思い、映画をみてお風呂に入ってきました。映画は「鍵泥棒のメソッド」 ゆるい感じのあんまり毒のない映画でした。連休でお客さんがいっぱいだったのでよく笑いがおこっていた。
 お風呂はいざ入りにいってみたら暑ーい…。でもすいているし、久々にまったりしました。風が吹くと気持ちがいい。何かとよりやすい場所にあるので、ちょっと寂れているけど良く行くところなのですけど、その時々で若干お湯の感じが変わる気がします。この前はもっとすべすべ感があった気がする。休憩室でちょっと本を読んだのですが、じーさんばーさんが数人そちこちにかたまって世間話をしていました。いいなあ・・・。

 晩ごはんはいつも散歩コースにあっていつもよくすいていて気になっていたお蕎麦屋さんに行ってみました。うーん…。びみょう。っていうか、ワタクシおそばの味がわかんないのかしらん。こんどいちど東京の有名店をセメて確かめてみよう。

 あっ、そして何のかの言って今週京都に行こうかなーと思ったらさすがにもうツアーの申し込みが締め切られてた。なんだかそうなると若干気分がもりあがってしまっただけにどうしよう、ってキブン。台湾行ったばっかりだし、どこか違ったもっとお金のかかんないところを探すか…と思うけどなかなかないです。

連休

 連休ですが特に何もなし…。もりあがりません。まあここんとこ遊び歩いてるからいいかな。

 夏休みがまだ残っていて来週取らなければもう取れないのです。そんなわけで出かけたいけど、先月台湾に行ってきたばっかりだし、どうしようか迷っています。家にいてもにつまるしなぁ。例年の京都方面行きも考えていますが…。どうしよう。

新宿末広亭 9月上席(夜席) 2012/9/8

 今週も行ってきました。一度書いたけど消えちゃったので若干なげやりなレポートになるかも・・・。

 映画とか見て、昼の部の終わりごろ末広亭に。先週は天候の加減かなかった幟がきれいにはためいていました。やったぜ。

 三遊亭とん馬さん「稽古屋」 けむりがたーつー!そういえば先日早朝から近所で庭でごみを燃やしている家があって、火事かっ?と一瞬おどろきました。今では庭でごみなど燃やす家は無くなったので、庭でごみなんか燃やすとぶっそうです。

 東京ボーイズさんが出て、トリは春雨や雷蔵さん「金婚旅行」 トリネタかぁ?とか思いました。芸協らしい新作だなあ。

 夜の部の前座さんは三遊亭遊かりさんで「一ト目上がり」 前座さんは「前座」 しか書いてないから誰だかわからんよ。
 柳亭小痴楽さん「芝居の喧嘩」 そんなに力入れてやる噺ですかっ?て感じですがめっちゃ力が入っていて威勢が良くて演者の熱が伝わってくるような高座でした。全然嫌いではない。
 マグナム小林さんが出て、三笑亭可龍さん「悋気の独楽」 この噺の定吉は結構好き。もっと複雑にこまっしゃくれて育ってほしいものです。近所にいたら嫌だけど。
 三遊亭春馬さんは先週と同じ噺。二度きくと、そんなことあるわけないじゃん感が超強くなってわろし。
 翁家喜楽・喜乃さんの太神楽。五階茶碗と輪の交換取りでしたが輪の交換がちょっとうまくいかない。てへへっ、って感じで引っ込んでいくのがゆるい感じで良いなあ。

 桂小南治さんの代演で三遊亭圓丸さん「宮戸川」 じいさんばあさんのやりとりをかなり抜いて演じていたけれど、あすこがこのあんまりおもしろくない噺のせめてものヤマのように思うのですけどもなあ。
 三笑亭茶楽さんは今回も「紙入れ」 いぶし銀感が…。高座のすぐ前に子供がいるのに「宮戸川」と「紙入れ」ってのがなんともいえない。変なとこで帰っちゃったけど。

 北見マキさんの奇術、古今亭寿輔さんは前回とほぼ同じ話だった気が。ちょっとずつそれでも変わっているのかな。
 中入り前は神田松鯉さん。泥棒伯円と言われた松林伯円の話などをマクラにけっこうふっていて、なかなか本題らしきところへ入っていかないので、どうなるのか?と思っていたら「河内山宗俊 卵のゆすり」を、しゅっと。お約束ネタなどで会場をどっとわかせたりして、降りました。あまり後味の良い話ではない気もするのですが、聴き終わってそういう気分にならないのがフシギ。

 中入り後のクイツキは雷門花助さん。「さんま芝居」 珍しいネタですねー。協会ではたぶん金八さんで聴いているはずです。秋らしくなんだかのどかなネタですねえ。

 今席は中入り後、若手の人が一人出て、日替わりでいろんな方の長講のあと、桧山うめ吉さんが出て、トリの遊雀さんが長講、という面白い番組。全体的にも、最初に若手が出て、松鯉先生が中盤をぐっとしめて、後半、という、非常にいい作りの番組だと思います。私は2日しか行けませんでしたが、けっこう日替わりの師匠がたも思い切ったことをやったりして、ずいぶん面白いことになっているようですね。

 今日の「大勝負ゲスト」 は、三遊亭笑遊さん。あまり芸協さんの芝居に行かないので知らなかったのですが、ウワサは耳に入っていたので楽しみに。ネタは「うなぎの幇間」 これがまあ、にぎやかといったら。すっごいですね。力業で笑わせられてる感じ。もとはなんとなく権太楼さんのじゃないかな。イレギュラーなクスグリがいくつか共通していたし。ただ、うなぎ屋の店の二度と行きたくない感は笑遊さんのほうがすごいなあ。

 桧山うめ吉さんが時間調整役みたいな感じで、すっとやって引っ込みつつ、笑遊さんの残した空気も調整していく感じで、いよいよトリですよぅ、って持って行くのがやっぱり寄席ですなぁ。いいねえ。

 トリは三遊亭遊雀さん。「宿屋の富」 深夜寄席が控えてる関係か、冒頭のお金持ち自慢は控えめに、二番富妄想若ぇ衆と、富の当たりを確かめる場面をきっちり。とりわけ二番富を当てる妄想をする男はやっぱり遊雀さんがやるとかなり凄いですねえ。笑遊さんのうなぎの幇間や、その前の「さんま芝居」も拾ったりして、クスグリたくさんって感じでした。かなりこの芝居早い時間から入って聴いていらっしっているらしいですよ。

 なんとなくこのまま帰ればまた日帰りで帰れそうな感じじゃないか、と思いましたが、ありがてぃ流れになっていつのまにやら新宿南口あたりのシブい店で飲む流れに。ほどほどに酔っぱらって結局東京にお泊り。たのしかった。

新宿末広亭 9月上席(夜席) 2012/9/1

 遊雀師匠のトリなのです。来週行こうかと思っていましたが、せっかくなので2日行こう、と思い、きゅうきょ出かけました。地元でも雨が降ったり止んだりの変な天気で迷ったのですが…。

 昼過ぎに出て日帰りなので変な感じ。新宿について、一応早い晩ごはんを食べて、末広亭に向かうと、ちょうど昼の部と夜の部の入れ替えの休憩中でした。芸協の寄席はかなり久しぶりです。
 
 前座さんは遊雀さんのお弟子さんの三遊亭遊かりさん。初めてききます。寿限無。入ってからの期間を考えるとまあ良いのかなって感じのデキでした。
 笑福亭羽光さんが、浦島太郎の感想文をつぎつぎに読ませる、という新作。円歌さんの「授業中」とかを連想しますな。D51さんのコントに続いて、桂枝太郎さん。古典が聞きたい人、新作がききたいひとー!って手を上げさせて、新作の「老人キャバレー」?って題名でいいのか?やさぐれた老人がいっぱい入っている老人ホームの話。もっと老人が老人ぽいほうがおかしいのかな、って思ったけどどうなんだろう。最後のほうがやや唐突な感じ。
 続いて三遊亭春馬さん。新作続いてやりにくい、とかいう感じでこの人も新作。包丁を持って入ってきた強盗が電話をしている奥さんにいなされてしまうおはなし。

 客席の入りはいまひとつだけれど、わりと反応のいい、良いお客さんでやりやすそうです。

 太神楽の翁家喜楽さん・喜乃さん。親子でやってるそうです。喜楽さんは何度かゆるい感じの太神楽を見ているので、コップに卵を落とす芸はかなりどきどきでした。

 桂小南治さん「四人ぐせ」 マクラは「浮世床」かと思いました。あと、その前の、割れたお茶碗をくっつけて…っていうマクラは師匠の小南さんもやってたなーっと思い出しました。マクラの時は独特の口調ですが、なかなか調子がききやすい噺家さんですね。

 三遊亭茶楽さんは「紙入れ」 先日きいた、菊之丞さんのを思い出したりしました。

 北見マキさんの奇術のあと、古今亭寿輔さんは漫談ですね。あまり客いじりがうまくないのにやってしまってる気がするんですよねぃ。

 神田松鯉さん「青葉の笛」 淡々としたお話ですが、聴きながら話に触発されていろんなことを考えてしまいました。

 中入り

 クイツキは柳家小蝠さん。十代目の文治師匠のお話をマクラですこし。亡くなられてもうそんなにたつんだなーと驚きましたですよ。月日の経つのは早いね。ネタは「豊竹屋」 最近かかる機会が増えているのでしょうか。

 柳亭楽輔さん「うなぎの幇間」 前半ちょっとだれました。客に逃げられたところからもちかえした感じ。

 桧山うめ吉さん。たぶんそんなにたくさんは聴いていないと思う。品川甚句とか、ふだんきいているのと感じがだいぶ違うのです。へんな感じがします。

 トリはもちろん三遊亭遊雀さんです。今回は中入り後に一人長めにやって、トリでも長くやるという趣向らしい。面白いですね。遊雀さんのネタは「明烏」でした。前に聞いた時とは演出がところどころ変わっていました。遊雀さんの明烏は、登場人物のキャラクターのたてかたがなかなかミゴトですね。最後の部分は演出すら変えてしまっていましたが、出てくる人たちがみんな前向きな感じの遊雀さんの噺に合って、いい演出だと思いました。やっぱり遊雀さんの強力なのを聴くと笑いすぎてハンカチが必要ですワタクシ。このためだけに来たワケですが、来てよかったと思いました。

 終演後はみなさんおいしくお酒でも・・・という中を寂しくかえりました。微妙におなかが空いて困った。

テーマ:落語 - ジャンル:お笑い