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ぶれいもの音楽隊(雀の間)

なまぐさい

 今年の目標で、経験したことないことをするっていうのがありました。今年は初めて九州に行ったのでクリアしてはいるのですが、今日また生まれて初めての経験をしました。誘われて、舟での釣りをしました。
 船からの釣りというと、カツオの一本釣りとかマグロのはえ縄漁とかが一般的ですが(たぶん違う)今日行ったのはワカサギの釣り。子供の頃、氷に穴をあけて釣るのは何度か経験していて、寒い思い出ですが、舟から釣るのは初めてですし、舟で釣りをするというのも初めてです。

 朝早く家を出て、7時前くらいに湖のほとりから舟に乗り込みました。ちょっとした観光船みたいな見た目の船で数分移動するともう釣り場でした。
 船からのワカサギ釣りなどというものはのどかなもので、お弁当とか食べたり、お茶を飲んだり、すきがあれば文庫本など広げてまったりしていれば良いのかと思っていたら、お弁当とかではなくておにぎりとか用意して、到着するなりすぐに道具を用意してさっさと始めて、あとはもう目を据えてばりばり釣るような感じで、全然まったりじゃなかったです。

 ワカサギ釣りの餌は赤い色をした、うにゅうにゅした虫を針につけます(検索とかしないように)。子供の頃の経験から、そーゆーものなんだとわかっているので抵抗はあまりなかったけれど、針を刺した途端に何かよくわからないものが飛び出してくるのはおそろしい。それで小さい針にちまちま餌を付けていると、風で波が立って船が揺れてものすごく気持ちが悪い。さらにワカサギ釣りは短くて細い竿を使うのですが、その先をぢっと見つめていなければいけないのでますます気持ちが悪い。始めて数時間は、なんかキモチワルイ、とのたたかいでした。

 外は少し寒いけれどいい景色。はれわたっていますが、結局ほとんどは竿先を見ながらお魚を釣っている感じでした。結局70匹ほど釣りあげて午後のほどほどの時間に撤収。とにかく手がものすごくなまぐさい。釣ってきたおさかなは良く洗って冷凍庫にしまってあります。楽しかったかもしれないけど船の揺れがつらかった、と誘ってくれた人にいうと、こんなに揺れることは珍しいのでまたぜひ行きましょう、と言われました。また誘われた時に考えようとおもいます。

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池袋演芸場 4月下席 昼席 2013/2/21

 早朝寄席から移動。お昼を食べて、移動してきてちょっと待ってるともう開場です。
 前座は林家まめ平さん「子ほめ」 続いて春風亭一左さん「鈴ヶ森」 横浜生まれらしいけれど変な訛りのようなものが耳につくのです。一之輔さんの強烈なのと、喜多八さんのどっかとぼけた「鈴ヶ森」があたまによぎるのはしかたがない。
 五明楼玉の輔さん「ざいぜんごろう」 林家正蔵さん「松山鏡」 じみなネタを選ぶなあ。笑組さんの漫才は芥川龍之介の「杜子春」を下敷きにしたもの。そういう話だったっけな?なんて思いつつ、そういう話を下敷きに漫才のネタ作れるんだなぁみたいな面白さを感じた。
 古今亭菊之丞さんは「天狗裁き」 きっちりとそれぞれの登場人物を描いて行くとこういう風に面白くなるんだねえ、という見本のような一席。ただ、最初の夢から覚めた部分はもう少し時間をかけないと、夢を、ほんとうに見てない、というところが少し伝わらないかなあという憂いがある気がしました。
 柳家権太楼さん、かなり久しぶりに聞いた気がします。「家見舞」 二人が兄いの家を訪ねるところから、という長いバージョンでしたが、ちょっとなんだか元気が無いように感じました。久しぶりなので最近いつもこうなのかどうかわからないけど…。

 仲入りで、クイツキは林家たけ平さん。かなり短く刈り込んだ「源平盛衰記」 大師匠、かな?の得意ネタですが、たけ平さんのような若手がやるとそれはそれでなかなか面白いなあと思いました。
 古今亭志ん輔さんは「豊竹屋」 いい声なので、口三味線のくだらなさとのギャップが面白い。
 鏡味仙三郎社中は仙三郎さんが一人で出て来ました。このパターンを見るのは初めてだと思います。笠の曲芸と土瓶の曲芸をやって引っ込みましたが、なんだかやっぱりやりにくそう。

 トリはお目当ての橘家圓太郎さん。外交官にしたいような子供を寄席に連れて行ったほうがいい、みたいなマクラと、高見盛関を見たというマクラ。やたらおっかしい。なんだか長めのマクラをふってネタは「締め込み」 迫真の夫婦喧嘩シーン。登場人物がヒートアップすればするほどおかしくなってくる。言葉の端々にお互いの愛情がちらちら見えるのもほほえましい。
 トリを変に立派なネタで締めるより、こういうネタでさっと締めるのもとってもいいなあと思います。かなり堪能した感じで池袋をあとにしました。今席はマクラで圓太郎さんがおっしゃっていたましたが池袋はかなりいい顔付けだと思います(圓太郎さんは「自分がトリでなければ、と言っていましたがもちろん圓太郎さんも含めて)。お客さんもそう思っているとみえて、満員の入りでした。

鈴本早朝寄席 2013/4/21

 ほんとにヒサビサの鈴本早朝寄席です。朝からほんとに冷たい雨が降っていて冬のよう。じっさい2月末頃の陽気だったとのこと。近くのサンマルクカフェでコーヒーなど飲んでから鈴本へ。雨のせいかいつもよりすいている印象。それでも最終的に120人くらい入ったらしいです。

 今回は三味線の出囃子は無し。今は番組の予定表もくれなくなったのだろうか。

 1席目は三遊亭たん丈さん。昨日食べたマーボー豆腐だかが傷んでいたのかおなかが痛くて力が入らない、おまけに口の中も噛んでしまって…みたいなことを言いながらネタは「間抜け泥」 以前よりたどたどしさは無くなった気もするけれど、長屋なのに二階づくり、とかよくわかんない設定が出てくる。きったねえ長屋に入っていくので一瞬「花色木綿」まで行くのかと思ったのですけど。

 二席目は柳亭市楽さん。たん丈さんと市馬さんとオバマ大統領が同い年というようなマクラから「紀州」 二つ目さんがやってるのを聴くのは珍しいかも。若いなりの「紀州」って感じで新鮮にかんじました。

 三席目。古今亭志ん吉さん。二つ目になってから聴くのは初めてみたい。しらべたら前座時代何回か聴いていました。ネタは「夢金」だったんですけどもこれがなんだかとっても良かったの。途中、お侍のかっこうを説明するところでちょっと引っかかってしまって、やばい空気になってしまったあたり、まだこなれていない部分なのかもしれませんが、声も口調も良くて、とてもいいなと思いました。なんのかんの言って落語は滑稽噺が出来なければダメなので、こんどは滑稽噺でどんなか聴いてみたい。

 トリは三遊亭歌太郎さん。交通安全教室で、交通安全に使う黄色い反射テープを使って古典落語をしてほしいという注文を受けたってマクラ。そういうのは天どん兄さんとかにお願いしてほしい!っていうのがおかしかった。ネタは「粗忽長屋」 先週も、この前日も粗忽長屋を聴いていて、粗忽長屋づいていますが、この粗忽長屋が一番面白かったかも。ちょっとオリジナルっぽいクスグリが入っていて楽しかった。「俺浅草行ってきたんだよ!」「そう、ごくろうさん」「ありがと」みたいなやりとりがあったりしたのですけど、なんだか歌太郎さんのフンイキに合っているというか、妙におかしかったです。

 個人的にはあまりこれって目標も無く来てみたのですが、とても満足の早朝寄席でした。特に志ん吉さんはまたきいてみたい。

 表は引き続き寒い雨です。すこし上野のヨドバシカメラでカメラをみて、ほしいなぁ…と思って、そのあと本当に久しぶりにアメ横の近くの「伊勢ろく」で親子丼を食べました。ここは12時からなのでなかなか寄席の時間帯の関係で来られないのです。今までそんなに混んでいたことがない気がするのですけど、今回は開店したばかりなのにこみあっていました。ふわふわの親子丼がおいしいのです。もうちょっと早く開店してくれれば行く機会も増えると思うのですけどなあ。

テーマ:落語 - ジャンル:お笑い

新宿末広亭 4月中席(夜席) 2013/4/20

 もともとここはコンサートの券をとっていたのと、先週の遊雀さんの「寝床」がすごかったのでやっぱりもう一回は行かねばいけないでしょう!ということでやってきました。池袋芸術劇場(違う)から移動してくるとちょうど昼の部がハネて皆さん出てくるところでした。いれちがいに中に入って、小腹をみたすべくすこしなんか食べたりしているうちに開演。
 前座さんは三遊亭遊かりさん。遊雀さんのお弟子さんなのでよくよく見てしまう。「たらちね」 以前より落ち着いてきたような気もするようなするような…。
 続いて柳亭小痴楽さん「浮世床」 の夢の部分。以前にも聞いたことがあってなかなかいいなと思っていたけれど、口調もいいし色気もあるし楽しみな若手って感じでした。いいなあ。
 ぴろきさんのあと三遊亭遊史郎さん「辰巳の辻占」 あんまり聞かないようなそうでもないようなネタです。噺として嫌いではないかなあ。三笑亭夢花さん「魚根問」 先週聞いた時は力づく感がどうも…って感じだったけど今回はネタがムリヤリみたいなネタなのでなんとなく合っている気もしました。
 新山真理さんの漫談はやっぱし定番ネタなのですな。続いて桂米太朗さん「粗忽長屋」 先週も他の人で聞いたし、はやってるのかな。
 桂小南治さん。今回も、自分がこの後池袋でトリを取るので「池袋行こうよ」を連発しつつ「宮戸川」 
 松乃家扇鶴さんのあと、春風亭柳橋さん「替り目」 なんだか落ち着いた酔っぱらいぶりでほんわかしてなかなか良かったです。
 神田松鯉先生…今回は河内山宗俊 松江公玄関先の場。以前に遊雀さんの会でも聞いたはずですがすっかり忘れていました。途中でものすごく語りに引き込まれまくっている自分にはっとする!

 中入りがありまして、クイツキは桂枝太郎さん。自分の立ち位置がわからない、と言いつつ新作「老人キャバレー」前にも聞いたけどけっこうむりくりな筋運びですなあ。
 このあとは今回の企画で小遊三一門から交代で一席ということで、三遊亭遊喜さん。遊雀さんのやらないネタを、と入ったのが「徂徠豆腐」 講釈ネタで何回か聞いているかも。あと志の輔さんできいたか。先に荻生徂徠とネタばらしをしておいてもおかなくてもあまり聴いた感想に影響はないのかもしれないけれど、冷奴の旦那が荻生徂徠であったか!という驚きはなくなってしまうのですな。びみょうだなと思いました。ほんとうにしょうもないサゲがついていたけどいらないと思う。

 やなぎ南玉さんの独楽の曲芸。なんとなく上目使いで眼鏡の奥の目がぎょろっとした時がすこし百鬼園先生に似ていやしまいかと思った。

 トリは三遊亭遊雀さん。クイツキのときマクラであれこれ言われた枝太郎さんや、池袋行こうよ、って言った小南治さんを話題に出していじったあと「寄席は何言っても怒られないからいいよね」みたいな発言。ネタの中でも松鯉先生の河内山宗俊のエピソードを入れたり、徂徠豆腐を入れたりしつつ「宿屋の富」 いつもながら二番富を当てるという男の妄想の炸裂ぶりがとってもステキでした。
 一番富が当たった「一文無し」がふと喜びのセリフの中に混ぜる「ざまぁ見やがれ」という一言がこの男のこれまでの不運に向けられたものなのか自分を虐げてきた世間に向けられたものなのかわからないけれど、ちょっとどっきりすると同時に、この男の救われた感じを強くするすごい一言だなと思います。落語の中にはときどきこういうセリフがある気がするんだけど、このセリフはもともとあるものなのか遊雀さんのオリジナルなのかわかんない。この千両当てた男はこのあとどうなったのかな、なんてこと、やっぱりちょっと思ってしまいます。

 表は雨で寒かった。お知り合いの皆さんとそのへんの居酒屋を探すもどこも混み合っている。詳しい方に連れられて末広亭近くのいい感じのお店にたどり着き、ちょっとだけ飲んで帰りました。

読売日本交響楽団 第154回マチネーシリーズ 2013/4/20 東京芸術劇場

小林研一郎指揮 読売日本交響楽団 第154回マチネーシリーズ 2013/4/20 東京芸術劇場

 スメタナの連作交響詩「わが祖国」好きな曲なのです。そんで券をとって行ってきました。当日は寒い、という天気予報で厚着をして出かけました。新宿でごはんを食べ、最近腰が固まってしかたがないので池袋でマッサージを受けました。そこで少しまったりしてコンサートに臨もうと思ったのですが、マッサージをする兄さんがめっちゃ喋りでずっと喋っていたのでまったりできませんでした。でも腰はけっこうやあらかくなった気がします。

 開場と同時くらいにホールに入ってプログラムなど見ているうちに開演。最初の3曲のあと休憩というスタイル。演奏は、かなり自由自在にテンポを揺り動かしていました。ブルタヴァやシャールカはけっこう速めのテンポだった。ぐわっと鳴るところはかなり鳴らしていて、炎の指揮者とかいうのも納得。そのかわり、弱音部のデリケートさにはちょっと欠けるかなあって感じ。ひたすら鳴りまくっている感じで少しつかれました。もしかしたら最近コンサートを聴く体力が無いのかなと思うくらい。
 小林研一郎さんご本人はかなり納得の演奏であった旨、最後にスピーチしていらっしゃいました。

 帰りのエスカレーターは大混雑。マッサージのお兄さんに、クラシックって聴くと癒されますか?って聞かれましたが癒される場合もそうでない場合もあるし帰りのエスカレーターでいらいらさせられることもあるのでした。

新宿末広亭 4月中席(夜席) 2013/4/13

 遊雀さんがまた末広亭でトリをとるということで、今回も行ってきました。初台のコンサートホールから移動して、すこし買い物をして寄席に入るとちょうど前座さんが上がるところ。

 前座さんは雷門音助さんで「手紙無筆」続いて神田蘭さんが古事記のお話。今風の話題とのバランスが難しそうだなあとか思いながら聞きましたが、もともと講談ってこんな感じだったのかもみたいなことも思いました。
ぴろきさんのあと古今亭今輔さんで「ワルの条件」しょぼい「ワル」のいくつかが共感できるラインで、そういうところを見つける感覚が鋭いのかなと思いました。

 三笑亭夢花さんは「粗忽長屋」 勢いで押し切ろうって感じだけれど、この噺は勢いだけでは押し切れないとおもう。新山真理さん、あまりこちらの協会の寄席に来ないのでわかんないんだけどだいたい定番のネタなのでしょうか…。

 桂米福さん。いつも言ってる気がするけど名前が関西の噺家さんっぽい。ネタは「身投げ屋」 でした。これがけっこう良かった。前に芸協で何度か聞いているので芸協ではそこそこかかるネタなんでしょうか。続いて桂小南治さん「いかけ屋」 マクラで、今席後半夜の池袋のトリを取るので、そっちにきてよ、みたいなことをしきりと言っていました。こっちはなんとかなるけど池袋は形にならない…みたいな。ネタのいかけ屋はあまりウケない噺みたいなことを言っていましたが、そうでもないんじゃないかと思う。喜多八さんが時々かけているようなのできいてみたいです。

 松乃家扇鶴さんの俗曲に続いて三遊亭右紋さんが「都々逸親子」中入り前は神田松鯉さんが「天野屋利兵衛」であります。子供がお白洲に引き出されて、天野屋利兵衛は男でござる、っていうとこ。そこからどういう展開になったのかが非常に気になる!前回に引き続き中入り前を締めています。

 始まった時はやや寂しい客席でしたがかなり入ってきました。クイツキは三笑亭可龍さん。何度か聞いているんだけど演題が思い出せない。本に書いてある変な処世術を読む話。たぶんオリジナルと思われるクスグリをいくつか入れていました。以前にも何度か聞いている人ですが、勢いが良くていいですね。
 前回は中入り後にたっぷり一席やって、そのあとトリの遊雀さん、ってパターンでしたが、今回は小遊三一門の人が交代で出て、そのあとにトリっていうパターン。今回は三遊亭圓丸さんでした。ネタは「厩火事」 複雑なサゲですわなぁ。演じ手はどういう了見を持ってやってるのかなと時々思ってしまうネタ。今回もそんなことを思いました。

 やなぎ南玉さんの曲独楽はあの掛け声が印象的。で、トリは三遊亭遊雀さん。小南治さんのマクラを引き合いに出して客席をつかんだあと始まったネタは「寝床」 冒頭の旦那のいかにもわくわくした感じ。ここまでわくわくしているとこの後の展開が気の毒な気もしますが、聞かされる方も気の毒。遊雀さんは松鯉先生の講談のファンらしく、早い時間から楽屋入りしているようで、前に出た人たちのネタを取り入れたりしてものすごい展開。お前はどうなんだ?と聞かれたあとの繁蔵のコワれようもものすごい。繁蔵は男でござるぅー!!の絶叫に場内から拍手、っていうか、この一席で何回中手が入っただろう、っていう迫力の1席で、たいへんに堪能しました。今まで聞いた遊雀さんの「寝床」の中でもかなり良かったと思います。かんどうした。

 最終のバスで帰って帰宅は日付が変わる付近。次の週末も出かける予定です。

テーマ:落語 - ジャンル:お笑い

日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会 2013/4/13

山田和樹指揮 日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会  2013/4/13 オペラシティコンサートホール

 遊雀さんが末広亭の夜のトリなのです。最近コンサートづいているので何かないかなと探してみたら、このコンサートがあるってことがわかりました。山田和樹さんはブザンソンのコンクールで優勝したとかで最近人気らしいので、一度聴いてみようかと思っていたので、券をとって出かけてみました。
 新宿にはすこし早く着いたので、新宿駅西口から歩いてみました。公園の中はまったりしていて気持ちよかったけど、それ以外のところはそんなに面白味は無い感じだった。ホールに着くとプレトークとかいうことで山田和樹さんがお話をしているところでした。ぼーっと聞いていましたが、本番前にこんなお話までして大変なことであるなあと思った。

 1曲目はブラームスの大学祝典序曲。ちょっとお昼を食べすぎたのかねむくて、なんとなく聞いていました。1階席のやや後方に座ってきいたのですが少し音が細くて遠い感じがした。あと、フォルテがあまりきれいでない感じ。
 続いて成田達輝さんのソロでメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。私としてはもうちょっと抑揚のある演奏のほうが好みかなあと思いました。

 休憩をはさんでサンサーンスの交響曲第3番。編成も大きくなったし、割となじみの曲なのでなんとなくわかった気がするのですが、割と音楽の抑揚が乏しいというか、特に大きい音の部分の交通整理が大雑把で、私の好みには合わない感じでした。だーっとオーケストラが鳴るとその中にいろんなものが埋もれてしまうし、弱音のところとの対比があまりいきていないように思いました。
 この曲は何かぞっとするものがひそんでいる気がするのですが、そういうものが聞こえてこなかったのは、席やホールのせいではないと思います。ただ、そういう音楽作りなので、第2楽章の静かであまり大きな抑揚のない部分は若干骨太な感じながら面白くきけました。

 アンコールは日本フィル創設にかかわった渡辺暁雄氏にちなんで、シベリウスのフィンランディア。こちらもやっぱり同じで、骨太だけれどクライマックス前後でやっぱり音楽の姿がもやもやしてしまうのです。最近、割とクリアな音楽づくりが好みなので物足りないコンサートでした。こういう音楽づくりに共感できないのは歳をとったせいなのかなあなどということも少し思いました。


テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

バルビローリのマーラー4番

 ヒサビサにバルビローリの指揮したマーラーの交響曲第4番のCDをきいています。このCDは一回モノラルのを買って、買いなおしてみたらステレオで同じ演奏だった…というもの。バルビローリ氏のマーラーはこの4番でもやりたいほうだいですが、なんだかその響きに妙にみせられるものを感じます。マーラーは最近ほとんど聴くことがなくなったけれど4番だけはすきです。CDはやたらとたくさん持っている曲ですが、ガッティとかセルのものを聴くことが多いです。いつも言ってる気がするけれどガッティのCDのツィーザクの歌の美しさはすばらしい!
 それと、なぜだかこの曲は私には春の曲です。今頃の時期にものすごくしっくりして、気持ちよくも何かすこしものがなしい気持ちがします。

 今週末は遊雀師匠の末広亭のトリに顔を出したいけれど、その前にコンサートを聴きに行こうかかなり迷い中。