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ぶれいもの音楽隊(雀の間)

おかたづけ期間

 おとといくらいから部屋を片付けています。とにかく物が多いってのが結論ですな。軽く汚部屋じゃねえかっ!って思い始めたので、本とCDと衣類はかなり整理しようという結論になりました。本もよほど読み返すもの以外は売却したいと思ってます。なければ読み返すこともないし、読み返さなければ新しいのもまた読めるし。
 CDも、今まで聴いてピンとこなかったとか、これといった感想も持てなかった曲や演奏のCDは売ってしまおうと思う。本当は気に入った曲のベストいくつかくらいのCDがあれば十分のような気も最近しているのです。だいたい繰り返し聴くCDなんてほぼ決まっているし。いろいろ整理したい。
 本当はCDの整理のためにいろんな曲のCDを聴いて個人的名曲名盤ベスト!みたいなこともやりたかったのですが、なんだか今の体力では挫折しそうな・・・。

 京都とかに行った時のお寺さんのパンフレットとかはすてました。寄席の番組表とかコンサートのパンフレットは迷うところ・・・。

 こんなふうに整理し始めるってなんかやばいのではないかと思ったりするけれどそんなこともないであろう。


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鎌倉あたりにいってきたこと ふつかめ

 藤沢にとまりました。朝起きて窓の外を見ると曇っている感じ。これなら昨日より涼しくなるかな、などと思いつつゆっくり支度をします。まあ、ゆっくり出ればいいや、と思ってはいたのですが、それにしてもゆっくり。普段はそんなに支度に時間がかからないのになぜ出先では朝の支度に時間がかかるんだろう、と思ったら、どうもテレビをつけているからじゃないかと思った。ついつい見てしまうのですよねえ。

 宿を出るとなんと雨が降っています。それもなんだか微妙な量。傘をさすのもちょっとなあ…。って感じ。朝ごはんを食べているとすこし雨脚がつよくなってきました。一応それでも目的の江の島に向かうことに。小田急線で片瀬江ノ島に行ったのですが、電車移動の間に雨が上がって明るくなってきました。

 片瀬江ノ島の駅から、江の島に渡る橋はすぐ。長い橋です。
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むこうにみえる展望台の上にはとんびがたくさん飛んで不穏な感じだった。
たどりつくと坂を上がって江ノ島神社にむかっていきます。
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階段を登らなければいけないわけですが、相当きつそうな感じなのと、雨が上がって暑くなってきたのとで、じっくり登る気力が無い。エスカーで登ることに。エスカーとかいってもごくごく普通のエスカレーターです。しかしあの長さを登るとかなりへばるだろうなあっていう感じでした。2回乗り換えがあるのですが、1回目が一番区間が長いと思う。あとんとこは歩いて登ってもいいかもにゃあ。
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 コッキング苑ってとこには行かなかった。近くの広場みたいなとこからは海がひろびろと見渡せました。晴れてきたのでとってもきれい。その先の階段をくだっていきました。二つ山ってのはなんだろうと思ったらどうやらこの景色あたりが二つ山らしい。
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 どうやっていくのか、というような岩場の先にも釣り人はいる。

 奥津宮に行く途中にあったおさる。
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 さらにだらだら歩いて行くと、神社の奥津宮があり、さらに急な階段を下って行くと、岩場のようなとこにでました。稚児ヶ淵っというところです。なんか伝説があるらしい。急な階段を下った、ってことはまた登らなきゃいけないのですが、強気に下ってきたのはこのあたりから帰る船が出ているときいていたからです。しかし、ここまで来て、下ってくる階段の脇に「本日休航」なきそう。

 気を取り直して江の島岩屋にいってみます。波の浸食でできた洞窟らしいですよ。第一岩屋ではろうそくを持って洞内を歩く。消えたらけっこう暗くなってしまうのだろうか。あまり人はいませんでした。洞窟の中は涼しかろう、と思ったわけですが、確かに涼しいんだけど、湿気がすごいので涼しい感があまりなかった。岩屋の中には石で掘ったほとけさまとかがいらしたのですが、暗いのであまりじっくり見ることもせず出て来ました。はるばる階段を降りて来たけれどそれほど見なかった。
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 稚児ヶ淵のところで釣り人をみたり、カニとかが歩いているのをみたりして、戻りました。ものすごい階段、と思ったけれど思ったほど大変ではなかった。でも暑いし汗が出まくりです。

 来るときは人がそれほどいなかったのですが、もう入り口の売店が並ぶあたりでは人がたくさんです。お昼をそのへんで食べようかと思ったけれどかなりどこも混みこみ。橋を渡った先で食べました。江の島に行ったら食べてみようと思っていた生しらすを食べてみましたがそれほど味はしない・・・。

 お昼すぎでしたが、そろそろよいかなあと思ってまた電車で帰りました。帰りの電車の中ではほとんど本を読んでいました。家からはもうちょっと効率のいい経路があるのかもしれないって思った。

 あ。あと、途中乗換で町田で降りて小田急線からJRに乗り換えたのですが、町田の駅の外に出るのはもう前回がいつだったか忘れちゃうくらい昔以来。ものすごい栄えっぷりにびっくりしました。

テーマ:国内旅行 - ジャンル:旅行

鎌倉あたりにいってきたこと。

 夏休みがまだのこっていて、4連休になりました。いつもだと京都方面に行くのですが、今年はちょっとわけあってそこまでいくのはきつい。かといって出かけないと後悔しそうなので、以前から訪れてみようと思っていた鎌倉あたりに行ってみることにしました。とはいえ、行先を決めたのは出発前日の夜。あわててネットなどで下調べをおこないましたが、ソコソコの日程はあいまいなまま出かけました。

 朝早目に家をでます。普段の出勤前の時間。電車の中は通学の高校生とかがいっぱいでした。うちのあたりは非JRの私鉄が走っています。電車の中で切符を買おうとしたら、乗継はJRの途中駅までしか売れないので行った先で精算してくださいと言われた。ようするに、そこから先は行先変更してどこに行っちゃっても行った先で精算すればOKってことか?とよからぬ誘惑も湧きましたが、予定通り行動することにしました。

 けっこう時間がかかって、北鎌倉の駅に着いたのは午前も遅い時間。駅で切符を清算しようと思ったら、ホームのすぐそばの改札では苦戦の末、わかんないからあっちで精算して、と言われ「あっち」に行っても苦戦され、って感じでした。いそぐ旅ではないけど・・・。
 駅員さんは「あと●円です」って言ったのですが、やけに安すぎる。思わず「そんなはずないと思うんですけど…」って言ったのですが、これでいいんです、みたいな感じでちょっと強く言われて、そう言われると、そうなのかなあ…、って思って、結局その金額を払って精算してしまいました。あとで考えたけどやっぱり不足していたように思う。もやもやします。

 もやもやしつつ最初に訪れたのは円覚寺さん。踏切の向こうにお寺さん、いい感じです。踏切の手前の抹茶みたいな色の池の水路には大きなザリガニがうごめいていてうまそうです。うそですごめんなさいごめんなさい。
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 なにかあるとみえてたくさんのぼんさんが駅を出て門をくぐっていかはった。ぼんさんが並んで踏切を横切っていくさまはアビーロードみたいでちょっと粋な感じである。

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 のっけからけっこう立派な山門があってどきどきする。境内は細長い感じで、とぼとぼ歩いていきました。写真を撮るおっちゃんおばちゃんがたくさんいた。

 鹿が出て来たとかいう穴とかあってちょっと面白い。
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 鎌倉は横穴墓の文化があったらしくて、あちこちに穴があいています。
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 こういう浅めの穴はたぶん昔からこういう用途だったとは思うのですが…。松島にもこういう穴がたくさんあった。松島と鎌倉と、同じような文化があったっていうのがちょっと興味を感じますが、いかんせんそれに関する知識はないのでよくわからない。松島のは、お墓だったり修行に使った穴だったりしたと聞いた気がするのですけど。

 なかなか暑い日でした。境内を歩いてくるだけでけっこうぐったり。汗が出ます。国宝の「洪鐘」はどっちでもいいや・・・と思ったけれど、読み方が「おほがね」とかだったので見てみたくなりました。そこまでは階段を上っていかなければならない。

なかなか良い感じでした。鐘自体にそれほど興味も感じないけれど、鐘楼のむしに喰われた感じとかと合わせて良い感じでした。
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 1時間近くかけてまわって、次は線路をわたって東慶寺さんへ。東慶寺さんは「縁切寺」の別名があるお寺さん。鎌倉に来るのは学生の時以来です。その時は友人と来ましたが、俺たちの縁が切れるのは困るのう・・・と、行かなかった記憶があります。結局今はどこにいるのかもわからない・・・。人の縁とは不思議なもので・・・。
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花のお寺とかいうところが多くて、こちらもそうでした。今はあまり花はなかったけれど、それでもいくつかかわいらしい花が咲いていました。

 このお寺さんも横穴墓のようなものがある。下の写真は誰かえらいひとのお墓らしい。上の写真は誰かえらい人のお墓のすぐそばにあった穴。柵がしてあります。覗き込むとかなり奥は深いようでした。
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「君が代」にうたわれた「さざれ石」だそうです。もっとナメらかな石をイメージしていたので違和感を感じます。どんな感じかというと、こしあんかと思ったらつぶ餡だったみたいな。
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 昼時をすぎました。次の目的地の浄智寺さんの前まで行きましたが、暑いしおなかがへるし、このままではしんでしまいかねない。今回はまったり行動するつもりだったのですが、いざ出かけてみるとなんだかいそいそと目的地をこなしている感じです。貧乏性なのかねぇ。
 とりあえず北鎌倉の駅前まで戻って、駅前でおそばをたべました。

 ふたたび浄智寺さんへ。ちょっと面白い形の門があります。
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 ここにも謎の穴が。これは「横井戸」といって、水を引くための穴だったらしい。ここは特に柵も何もなかったけれど、中に入ったりするとこはい虫とかが確実に出てくるのでのぞいてみるだけにしました。実際天井などにカマドウマがいたりすることうけあいです。
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 こちらの穴は、ここを通っておまいりしてください、みたいな穴。オフィシャル穴です。
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 穴の先にはやはり穴のなかにほていさんがほほえんでいる。お腹に触ってみてください、というご案内があるためみんなお腹に触るので、お腹だけテカテカ。オフィシャルお腹です。
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 最初の穴の横に横穴があったり、この布袋さんが納まってる穴はたぶん昔の横穴墓だとおもいます。そこそこの深さがある。くぐっていった穴の足許にはアリジゴクの穴がいくつもあいていた。足許は地獄。おそろしいことです。

 お寺を出たとこの道に案内の看板があって、この先の道を行くと山道になってのぼったりくだったりしながら銭洗い弁天さんの方に行くよ、っていうようなことが書いてありました。のぼったりくだったりするというような(違う言い方だった気がするけど)ところにすこし魅力を感じたけれど、いかんせんオニのように暑いのと、山道を歩くような装備をまったくしていないのであきらめました。

 つぎは明月院さんへ。通称あじさい寺です。学生の頃来たときはあじさいが満開で人がたくさんいました。しっとりした感じのお寺さんだったという記憶がほのかにあります。すこしお寺さんまでは坂道を歩く。鎌倉はどのお寺も山を背負っていて坂道を登る感じがします。そして背後がけっこう急な感じの山になっていていきなり山深い感じがする。どこも蝉の声が降ってきて、時節柄かハチやちょうちょがうろうろうろうろしていました。どこにでもスズメバチがうろうろしているのにはすこし嫌なきもちがした。

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 ここにも横穴墓。ここは「明月院やぐら」ってなっているので間違いなくお墓として使われていたもののようです。鎌倉にはこういうのがたくさんあるらしい。北鎌倉あたりはお寺さんが多かったり、こういうものが多くあるとこをみると、くわしいことはわからないけど鎌倉という町の中での埋葬の地みたいな場所だったのかなあなんてことを思いました。京都の鳥辺野みたいな。でもやぐらっていうのはある程度身分のある人が入っていたらしいのでちょっとちがうのかも。(昔の)鎌倉って町がどうあったのか、ということについての知識は全然ないし、どういう町だったのかの想像はなかなか難しいです。私は鎌倉にかんしてはこういうやぐらとか古道とか磨崖仏とかを見たほうが歴史を感じられるのかもしれないと思いました。

 続いて建長寺さんへ。もうけっこうこのあたりではへとへとでだれています。とにかくあつい、汗が出る、日に焼ける。おまけに何を考えているのかちょっと歩きにくい靴をはいてきてしまったので足も痛い。

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 りっぱな山門です。ちょっとテンションが上がる。今写真をアップしてたら山門の下にきれいに並んでる人が二人いるのですけど、前に写真撮ってあげてる人でもいるのかしらん。ふしぎなかんじですね。

 仏殿。前から見るのと横から見るのとでちょっと感じが違う建物。これは横からです。
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垂木とかがすごい。

 もうちょっと元気があれば境内をうろついたりしたのでしょうけど、とにかくあつい。庭園ですこしぼんやりしました。

 けっこう歩くと思ったらトンネルを越えればわりとすぐに鶴岡八幡宮。何度か来ているので、最初はコース的にどっちでも・・・って思ったけどせっかくなのでちょっと寄ることに。でもつかれたのでちょっと休憩所でジュースとか飲んで休みました。飲みすぎて水腹ぎみ。鶴岡八幡宮は混み合っていました。たしかここの境内に穴があった気がしたんだけどすこし探したけどわかりませんでした。勘違いかなあ。

 疲労困憊。疲れちゃって、今ならまだこれから家に帰れるなあ…って感じになっちゃいました。里心がついたっていうヤツでしょうか。でもとりあえず、今回はちょっと海もみてみたい、というのもあったので、江ノ電に乗って移動してみることにしました。鶴岡八幡宮から、小町通りをぶらぶら鎌倉駅へ向かい、江ノ電に乗りました。

 駅で外人さんが駅員さんとダイブツの話をしている。それを聞いていたら、まだ大仏さまをみにいけるな、と思いました。大仏さんを見るのはいつぶりか忘れてしまいましたが、今見てどういう感想を持つのかなあっていうのはあったのです。

 長谷で降りて、坂を上がっていくと、すぐ道の脇に高徳寺さんはあって、境内にはいるとすぐ大仏さんがありました。おおきい・・・。
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 そもそもこの大きい仏さんが入るお堂があったそうで。ただこれだけ大きい仏さんだと、空がお堂の天井でもよいのかな。じっと見ているとなんだかひっじょーにシュールな感じがしてきます。不思議な気分になってくる。この気分は嫌いじゃないなと思いました。

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 背中にもちあげる時の取っ手がついているのも不思議だ。誰がもちあげるんだろう。きっとなにかのひみつがあるにちがいない!

 不思議な気持ちのままひきかえし、ふたたび江ノ電に乗ります。海が見える。ふだん海のないとこにいるのでとてもいいきもち。丁度江の島が見えるあたりで海と江の島と線路がしずむ夕日にきらきらしたり影をつくったりしてとても美しかった。

 そういうわけなので最初の予定通りもうちょっと海をみようともう1日滞在することにしました。藤沢に宿をとっておもてに飲みにいき、ソコソコの時間にねました。

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春風亭一之輔独演会 2013/9/5 山梨県立文学館

 いってまいりましたよ。途中映画館で「ホワイトハウス・ダウン」を見てから行きました。ホワイトハウスがダウンする話。ダイハードに似てるよ、っていうウワサの通り似てました。でもああいうアタマカラッポで見ていられる映画は好きです。この映画もおもしろかった。ダイハードと同じくやたらめったら人がしんでしまいますが。なんとちょっと感動させられてしまうシーンがあった。やられたよ。

 すこし時間が余ったのでコメダコーヒーに入ってひゃっけん先生を読みながらちょいといつふく。エッグバンズっていうのを見たらめっさ食べたくなって注文しちゃった。予想より大きくてびっくり。アレ系のタマゴ大好きなんですわ。しかし相当カロリーたかそう。

 会場は山梨県立文学館。駐車場で車をとめたら、そばに止まった2台の車の後ろに車とセットのように白い猫がねころんでいた。へんなの。

 一之輔さん。
 「鈴ヶ森」
 「あくび指南」

 中入り
 「青菜」

 とくいわざ三席。
 どうもこの会場はお客さんがうすい、というか、会場的に盛り上がりにくい構造なのかもしれない。笑い声が抜けてしまう感じがする。お客さんと噺家さんが一体になりにくい。白酒さんの時もそう思いました。鈴ヶ森はちょっとそういうせいかテンポがいつもと違ったような気がします。
 あくび指南からいつものペースを取り戻した感じ。さすがです。家、作ってます。っていうのスキ。青菜もたいへんに面白かった。なんだよタガメに似てるって。どっからそういう発想が?

 にこにこしながら帰宅。朝早起きだったので疲れました。

上野鈴本演芸場 8月下席 昼席

 なかなかよい顔ぶれがそろったので行ってまいりました。

 前日から都内にお泊り。遅く起きて朝は喫茶店でお茶など飲んで、すこしぶらぶらして上野へ。途中着る物を買ったのですけど、店員さんにいままで着たことがないようなタイプの服を勧められました。フクザツな気分でお断りしたんだけど、あれはそういうかっこうも似合いますよ、っていう気持ちで勧めてくれたのか、それともただ単にこれも売ったろ、って言う感じで勧めてくれたのか・・・。正直自分でも、あれ?もしかしたら着られるかな、と思わないでもなかったのですけど。

 鈴本です!あ。お昼ご飯は食べずに入りました。ホテルの近くにあったパン屋さんで買った甘食を客席で食べた。できたてだよ!ってパン屋さんのおばちゃんがゆうてはったけど、できたでだからか、うまい。もっと買ってくればよかった。巣鴨の駅のそばのクライスツェンっていう、意味はわかんない名前のパン屋さんのです。確か甘食シリーズをやってた時にレポート済みだったとおもう。

 前座は柳家小はぜさん。前にも聴いてはいると思います。ネタは「転失気」
 なかなか良かったのです。敬語の使い方とかがけっこう気になったけれど、語り口とか間の取り方とかがいい感じでした。
 林家はな平さん「牛ほめ」
 
 ジャグリングのストレート松浦さん。見てるとなんとなくできそうな気がするけどできないよなあ。
 春風亭正朝さん「目黒のさんま」 昨日も末広亭で扇辰さんで聞いたけれど、もう9月なのでこういう噺も出て来ますね。秋の空がめにうかぶ。もうすぐ秋です。
 そうかと思うとまだ夏でございますねぁ、とばかりに続いて林家正蔵さんが「お菊の皿」をかけたりなんかして微妙な季節感のせめぎあいがあったりします。この噺、あんまりおもしろいとも思わないのですが、いっぺん前半を思いっきり怖い感じでやってみたらどうだんべい、みたいなことも思った。
 柳家小菊さんは昨日とほぼおんなじ感じだったけれど、昨日も今日も両国をきいた。なかなか情緒のある曲であります。

 柳家さん喬さん「そば清」 安定感がありますなあ。若い連中が賭けに勝ったら清さんとお酒飲んで友達になろうじゃねえか、みたいな会話をしているけれど、あんまり清さんお友達になりたいタイプじゃないかも?

 橘家圓太郎さん「祇園祭」 いせいのいい啖呵が気持ち良い。かっこ良い噺家さんです。京の人をあまりネチネチやらないのでそこらの場面もあまり嫌味じゃないのが良いかも。

 ホームランさんの漫才は相変わらず勘太郎さんの汗かきかきの熱演?にハマル。
 仲入り前は古今亭菊輔さん。あまり聞いたことが無い人かも。ネタはなんと「七度狐」です。関東の人では聞いたことがない。ずいぶんじっくりやっていて、時間に終わるのか?って思ったらなんだかずいぶん中途半端なところで切りました。ただ七度狐は確かに江戸でやってもできそうなネタではあるなと思いました。

 仲入り

 クイツキはダーク広和さん。後半ロープの手品だったのですけど、なんだか不思議ふしぎ、って思っていたら終わってしまってずいぶん楽しかった。すごい。
 柳家喜多八さん「鈴ヶ森」 脱力感を漂わせつつすごくおかしい。この噺でもサゲが残念ですよねえ。

 橘家文左衛門さん。だいたい寄席で聴くネタは決まっていて、それでも出してくるものの完成度はすごいな、といつも思います。今日はなんのネタでくるかな?と思っていたら釣りのマクラ。釣りのマクラ?野ざらし?と思っていたら入ったネタが「馬のす」 またこれはびみょうなネタを持ってきましたな!
 しかし文左衛門さんサスガです。とっても楽しい「馬のす」でした。おぉお!この噺は酒飲みながらちょっと引っ張る用の雑談入って、そこはたぶん個々の噺家さんのある程度アドリブなんでしょう。黒門町だと「電車混むね」とかいう。そこんとこがいかにも文左衛門さんって感じでした。あと、小原さんとこに寄った、っていうちょっとした小ネタも。

 林家正楽さんが紙切りをして、トリは古今亭文菊さん。寄席で聴くのは久しぶりかも。なんだか真打ぽい安定感がすごいな。「稽古屋」 稽古に来る男、意外に芸達者?って思うような感じ。お師匠さんの動きとか、文菊さんけっこういろいろお勉強してるんだろうなあ、なんて思いながら聴きました。

 とりあえず新宿でかるく飲んで帰った。ひとりで飲むときは文庫本片手、ってことが多いんだけど、さんまの塩焼きを相手にするときは文庫本を読みながらはむずかしい。


 
 

新宿末広亭 8月下席 2013/8/30

 急にお休みをとることになりました。とりあえず末広亭に行くことに。
 平日なのと、事故渋滞かなんかで新宿に着いたのはすこし遅い時間。暑さがぶりかえして東京はむしあつい。伊勢丹のとこの交差点で信号待ちをしていると、何か大きな虫が伊勢丹の上あたりから交差点の向こうに飛んで落ちた。信号が変わって、交差点を渡ってみたら蝉がもう踏みつぶされていた。東京ってせちがらい。

 お昼を食べて末広亭に着き、中に入ると奇妙な音が聞こえました。ちょうど江戸家小猫さんが物まねをしているところ。

 昼席
 隅田川馬石 狸の札
 桂ひな太郎 代書屋
 翁家勝丸
 古今亭菊春 子ほめ
 林家しん平 反対俥
 アサダ二世
 五街道雲助 新版三十石
 柳家小満ん 馬のす
 ひびきわたる
 川柳川柳 ガーコン

 仲入り

 林家鉄平 看板の一
 にゃんこ・金魚
 三遊亭歌之介
 桂文楽 替り目
 柳家小菊
 柳家 小里ん 青菜

 夜の部
 三遊亭ふう丈 やかん
 柳家右太楼 真田小僧
 東京ガールズ
 入船亭扇辰 目黒のさんま
 林家錦平 権助魚
 遊平・かほり
 橘家二三蔵 ちりとてちん
 柳家小ゑん 鉄の男
 林家正楽
 古今亭志ん輔 宮戸川
 柳家権太楼 蜘蛛駕籠

以上敬称略。
 昼の部はけっこう反応のいいお客さんだったとおもいます。夜の部はびみょう。
 しん平さんの反対俥と文楽さんの替り目が印象にのこりました。なんだか自分が疲れていたからだか、楽しんだは楽しんだんだけど、お目当ての小里んさんですこし眠気に襲われたりして、ちょっと不本意でした。
小ゑんさんがマクラでメモをとる客がどうの、って話をしていて、まあ私も演目くらいはメモをとっているのです。んでまあ、いつもはそんな風には思わないんだけど、ちょっと、寄席って言うのはそういうマニアというか、リピーターのものより、観光の一部みたいになってて、人生でときどき寄席に行って笑う、っていうほうが健全なのかしらん、なんてこともちょっと思って暗いキモチになりかかってしまったりしました。

 あと、メモっとかないと演目を思い出せないような噺家さんについて何か書く必要あんの?というようなことも思ったことがありますが、そういうもんでもないよなあ。

 とりあえず夜友人と飲む約束になっていたので夜の部の仲入りで外に出て電車で移動。山手線の外回りだかが止まっていてちょうど動き出したところとかで、前の電車がつまっていたりしてけっこう時間がかかりました。
 友人は仕事がまだ終わんないので先にやっててくれる?とかいうことで、ちびちびやっていたのですが、結局仕事が終わらないとかで、一人で飲んで帰りました。ちょっとさみしい、っていうのと、友人が来たらいちばん食べたいものを頼んでいっしょに食べようと思ってそれを注文しなかったので結局食べられなかった。ざんねん。