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ぶれいもの音楽隊(雀の間)

鎌倉あたりにいってきたこと。

 夏休みがまだのこっていて、4連休になりました。いつもだと京都方面に行くのですが、今年はちょっとわけあってそこまでいくのはきつい。かといって出かけないと後悔しそうなので、以前から訪れてみようと思っていた鎌倉あたりに行ってみることにしました。とはいえ、行先を決めたのは出発前日の夜。あわててネットなどで下調べをおこないましたが、ソコソコの日程はあいまいなまま出かけました。

 朝早目に家をでます。普段の出勤前の時間。電車の中は通学の高校生とかがいっぱいでした。うちのあたりは非JRの私鉄が走っています。電車の中で切符を買おうとしたら、乗継はJRの途中駅までしか売れないので行った先で精算してくださいと言われた。ようするに、そこから先は行先変更してどこに行っちゃっても行った先で精算すればOKってことか?とよからぬ誘惑も湧きましたが、予定通り行動することにしました。

 けっこう時間がかかって、北鎌倉の駅に着いたのは午前も遅い時間。駅で切符を清算しようと思ったら、ホームのすぐそばの改札では苦戦の末、わかんないからあっちで精算して、と言われ「あっち」に行っても苦戦され、って感じでした。いそぐ旅ではないけど・・・。
 駅員さんは「あと●円です」って言ったのですが、やけに安すぎる。思わず「そんなはずないと思うんですけど…」って言ったのですが、これでいいんです、みたいな感じでちょっと強く言われて、そう言われると、そうなのかなあ…、って思って、結局その金額を払って精算してしまいました。あとで考えたけどやっぱり不足していたように思う。もやもやします。

 もやもやしつつ最初に訪れたのは円覚寺さん。踏切の向こうにお寺さん、いい感じです。踏切の手前の抹茶みたいな色の池の水路には大きなザリガニがうごめいていてうまそうです。うそですごめんなさいごめんなさい。
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 なにかあるとみえてたくさんのぼんさんが駅を出て門をくぐっていかはった。ぼんさんが並んで踏切を横切っていくさまはアビーロードみたいでちょっと粋な感じである。

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 のっけからけっこう立派な山門があってどきどきする。境内は細長い感じで、とぼとぼ歩いていきました。写真を撮るおっちゃんおばちゃんがたくさんいた。

 鹿が出て来たとかいう穴とかあってちょっと面白い。
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 鎌倉は横穴墓の文化があったらしくて、あちこちに穴があいています。
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 こういう浅めの穴はたぶん昔からこういう用途だったとは思うのですが…。松島にもこういう穴がたくさんあった。松島と鎌倉と、同じような文化があったっていうのがちょっと興味を感じますが、いかんせんそれに関する知識はないのでよくわからない。松島のは、お墓だったり修行に使った穴だったりしたと聞いた気がするのですけど。

 なかなか暑い日でした。境内を歩いてくるだけでけっこうぐったり。汗が出ます。国宝の「洪鐘」はどっちでもいいや・・・と思ったけれど、読み方が「おほがね」とかだったので見てみたくなりました。そこまでは階段を上っていかなければならない。

なかなか良い感じでした。鐘自体にそれほど興味も感じないけれど、鐘楼のむしに喰われた感じとかと合わせて良い感じでした。
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 1時間近くかけてまわって、次は線路をわたって東慶寺さんへ。東慶寺さんは「縁切寺」の別名があるお寺さん。鎌倉に来るのは学生の時以来です。その時は友人と来ましたが、俺たちの縁が切れるのは困るのう・・・と、行かなかった記憶があります。結局今はどこにいるのかもわからない・・・。人の縁とは不思議なもので・・・。
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花のお寺とかいうところが多くて、こちらもそうでした。今はあまり花はなかったけれど、それでもいくつかかわいらしい花が咲いていました。

 このお寺さんも横穴墓のようなものがある。下の写真は誰かえらいひとのお墓らしい。上の写真は誰かえらい人のお墓のすぐそばにあった穴。柵がしてあります。覗き込むとかなり奥は深いようでした。
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「君が代」にうたわれた「さざれ石」だそうです。もっとナメらかな石をイメージしていたので違和感を感じます。どんな感じかというと、こしあんかと思ったらつぶ餡だったみたいな。
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 昼時をすぎました。次の目的地の浄智寺さんの前まで行きましたが、暑いしおなかがへるし、このままではしんでしまいかねない。今回はまったり行動するつもりだったのですが、いざ出かけてみるとなんだかいそいそと目的地をこなしている感じです。貧乏性なのかねぇ。
 とりあえず北鎌倉の駅前まで戻って、駅前でおそばをたべました。

 ふたたび浄智寺さんへ。ちょっと面白い形の門があります。
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 ここにも謎の穴が。これは「横井戸」といって、水を引くための穴だったらしい。ここは特に柵も何もなかったけれど、中に入ったりするとこはい虫とかが確実に出てくるのでのぞいてみるだけにしました。実際天井などにカマドウマがいたりすることうけあいです。
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 こちらの穴は、ここを通っておまいりしてください、みたいな穴。オフィシャル穴です。
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 穴の先にはやはり穴のなかにほていさんがほほえんでいる。お腹に触ってみてください、というご案内があるためみんなお腹に触るので、お腹だけテカテカ。オフィシャルお腹です。
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 最初の穴の横に横穴があったり、この布袋さんが納まってる穴はたぶん昔の横穴墓だとおもいます。そこそこの深さがある。くぐっていった穴の足許にはアリジゴクの穴がいくつもあいていた。足許は地獄。おそろしいことです。

 お寺を出たとこの道に案内の看板があって、この先の道を行くと山道になってのぼったりくだったりしながら銭洗い弁天さんの方に行くよ、っていうようなことが書いてありました。のぼったりくだったりするというような(違う言い方だった気がするけど)ところにすこし魅力を感じたけれど、いかんせんオニのように暑いのと、山道を歩くような装備をまったくしていないのであきらめました。

 つぎは明月院さんへ。通称あじさい寺です。学生の頃来たときはあじさいが満開で人がたくさんいました。しっとりした感じのお寺さんだったという記憶がほのかにあります。すこしお寺さんまでは坂道を歩く。鎌倉はどのお寺も山を背負っていて坂道を登る感じがします。そして背後がけっこう急な感じの山になっていていきなり山深い感じがする。どこも蝉の声が降ってきて、時節柄かハチやちょうちょがうろうろうろうろしていました。どこにでもスズメバチがうろうろしているのにはすこし嫌なきもちがした。

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 ここにも横穴墓。ここは「明月院やぐら」ってなっているので間違いなくお墓として使われていたもののようです。鎌倉にはこういうのがたくさんあるらしい。北鎌倉あたりはお寺さんが多かったり、こういうものが多くあるとこをみると、くわしいことはわからないけど鎌倉という町の中での埋葬の地みたいな場所だったのかなあなんてことを思いました。京都の鳥辺野みたいな。でもやぐらっていうのはある程度身分のある人が入っていたらしいのでちょっとちがうのかも。(昔の)鎌倉って町がどうあったのか、ということについての知識は全然ないし、どういう町だったのかの想像はなかなか難しいです。私は鎌倉にかんしてはこういうやぐらとか古道とか磨崖仏とかを見たほうが歴史を感じられるのかもしれないと思いました。

 続いて建長寺さんへ。もうけっこうこのあたりではへとへとでだれています。とにかくあつい、汗が出る、日に焼ける。おまけに何を考えているのかちょっと歩きにくい靴をはいてきてしまったので足も痛い。

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 りっぱな山門です。ちょっとテンションが上がる。今写真をアップしてたら山門の下にきれいに並んでる人が二人いるのですけど、前に写真撮ってあげてる人でもいるのかしらん。ふしぎなかんじですね。

 仏殿。前から見るのと横から見るのとでちょっと感じが違う建物。これは横からです。
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垂木とかがすごい。

 もうちょっと元気があれば境内をうろついたりしたのでしょうけど、とにかくあつい。庭園ですこしぼんやりしました。

 けっこう歩くと思ったらトンネルを越えればわりとすぐに鶴岡八幡宮。何度か来ているので、最初はコース的にどっちでも・・・って思ったけどせっかくなのでちょっと寄ることに。でもつかれたのでちょっと休憩所でジュースとか飲んで休みました。飲みすぎて水腹ぎみ。鶴岡八幡宮は混み合っていました。たしかここの境内に穴があった気がしたんだけどすこし探したけどわかりませんでした。勘違いかなあ。

 疲労困憊。疲れちゃって、今ならまだこれから家に帰れるなあ…って感じになっちゃいました。里心がついたっていうヤツでしょうか。でもとりあえず、今回はちょっと海もみてみたい、というのもあったので、江ノ電に乗って移動してみることにしました。鶴岡八幡宮から、小町通りをぶらぶら鎌倉駅へ向かい、江ノ電に乗りました。

 駅で外人さんが駅員さんとダイブツの話をしている。それを聞いていたら、まだ大仏さまをみにいけるな、と思いました。大仏さんを見るのはいつぶりか忘れてしまいましたが、今見てどういう感想を持つのかなあっていうのはあったのです。

 長谷で降りて、坂を上がっていくと、すぐ道の脇に高徳寺さんはあって、境内にはいるとすぐ大仏さんがありました。おおきい・・・。
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 そもそもこの大きい仏さんが入るお堂があったそうで。ただこれだけ大きい仏さんだと、空がお堂の天井でもよいのかな。じっと見ているとなんだかひっじょーにシュールな感じがしてきます。不思議な気分になってくる。この気分は嫌いじゃないなと思いました。

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 背中にもちあげる時の取っ手がついているのも不思議だ。誰がもちあげるんだろう。きっとなにかのひみつがあるにちがいない!

 不思議な気持ちのままひきかえし、ふたたび江ノ電に乗ります。海が見える。ふだん海のないとこにいるのでとてもいいきもち。丁度江の島が見えるあたりで海と江の島と線路がしずむ夕日にきらきらしたり影をつくったりしてとても美しかった。

 そういうわけなので最初の予定通りもうちょっと海をみようともう1日滞在することにしました。藤沢に宿をとっておもてに飲みにいき、ソコソコの時間にねました。

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