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ぶれいもの音楽隊(雀の間)

イルジ・ビエロフラーヴェク指揮チェコフィルハーモニー管弦楽団 2013/11/3

イルジ・ビエロフラーヴェク指揮チェコフィルハーモニー管弦楽団 2013/11/3 ミューザ川崎

 外来オーケストラの演奏会に行くのはものすごく久しぶりな気がする。前回は1月だかにチケット取ったのに行けなかったという・・・。

 ミューザは震災後初めてです。あんまり変わった印象はない。3階席のやや後方の1列目。高所恐怖症の私は立って移動するのがかなりこわい席です。

 1曲目はグリンカの「ルスランとリュドミラ」序曲。クセのある演奏ではなく、ごくスタンダードな演奏だったけど、いろんな音の出方の確かさはすごい。

 2曲目は河村尚子さんのピアノ独奏でラフマニノフのピアノ協奏曲第2番でした。第1楽章とかわりと快適なテンポで聴いていて気持ちが良いです。音も豪快なところから繊細な美しさまでまんべんなく表現してみごと。そしてとっても気持ちよさげに弾いていて、こちらまでそれが伝わってくるようでした。前にもこの人は聴いたことがあるけれどその時はそこまで感じませんでした。曲かなんかのせいか。
 アンコールでショパン(リスト編)歌曲「私の愛しい娘」ふしぎな曲。

 休憩をはさんでドヴォルザークの交響曲第9番。ものすごくおなじみの名曲だけれど、私はこれがかなり好きだな。いつ聞いても気持ちがいいな。
 ビエロフラーヴェク氏は旋律の間の「間」をとらずにすっと次に行くところがあるけれど、それほどこちらも癖のない解釈のように聞こえました。ああ、こんなオーケストレーションもしてあったんだ、ってところもあったけれど、それは座った席のために聞こえて来たんじゃないかと思う。いろんな音が的確に出てきてものすごく気持ちのいい音楽でした。かなり堪能した。

 アンコールでブラームスのハンガリー舞曲第5番、ドヴォルザークのスラヴ舞曲第1集の第3番、それから日本の歌「ふるさと」あの旋律をトランペットで吹かせるってのが日本人の編曲じゃあまり考えないかもなっておもった。

 たのしいコンサートをきいて、最近感想とか書く必要があるのかなと思ったりもするのですが、かいてみました。


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