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ぶれいもの音楽隊(雀の間)

手術しますよ

 9月のアタマに書いた手術しますか?の件で、手術することにしました。本当は来週にしたかったのですが、治療計画的に来週だとお正月がからむのでダメだと言われ、今週末にやることになりました。今日予約をしに病院に行ってきました。9月に行った時は短パンのようなものをはいて行ったのですが、今回は普通のずぼんをはいて行ったのです。患部を見せてください、と言われて、しかたなくずぼんをすこし脱ぎました。そういう心づもりでなくずぼんを脱ぐのは恥ずかしい。

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第14回 遊雀式 2014/12/7 日暮里サニーホール

 末広亭から、紀伊国屋書店経由で日暮里へ。ドトールとかで少し甘いものを食べて小腹をみたしまして。
 サニーホールは初めてです。駅から近いし、ちょっと高座が見えにくいかも、って思ったけれど音響がものすごくいい。マイクなしでもかなりいい感じに聞こえます。いいホールですな。

 前座は三遊亭遊かりさん。師匠から教わってまだお客さんの前ではやったことがない噺、ってことで「強情灸」 ここでやって師匠に口をきいてもらえなくなっても年忘れってことであと1か月なので・・・とか言いつつ。
 遊雀さんの噺は、時々出てくる江戸っ子がちょっとナヨナヨっとするところがあって、そこがおかしいのですが、それをそのまま女性の噺家さんがやると、ちょっとへんてこな気がするなって思いました。初めてにしては面白かったけども。

 三遊亭遊雀さんの1席目。おなかにくる風邪をひいてしまって、力を入れると・・・という、なかなかにすごいマクラ(実際はもっとかなりな内容)。力を抜いてやります、と言いつつ始まったのが「大工調べ」 大丈夫なんすか!と思いながら。
 以前に一度聞いて、なかなかすごかったのですが、与太郎のボケよう、棟梁の困りようがより一層度を増していてかなりおっかしかったです。遊雀さんの与太郎って他に聞いたことが無いんだけど、ちょっと今回の与太郎は若干突き抜けていた感じがしました。それほど噺自体は変わっていないのにこうなってしまう、というのはどういうことなのか。

 続いてゲストの小宮 孝泰さんが落語。ネタは「猫の皿」 細かな演出や小ネタを挟むところが却って本職じゃない感を感じる。ちょっと冗長なのかなあと思いました。

 中入りを挟んで遊雀さんの「厩火事」 こういう噺をすると遊雀さんは実にいいなあと思います。おさきさんの話を聞く亭主の兄がちょっとイライラしてくる、っていうのが面白い。こちらもでももう少し短い方がすきかも。

 帰る途中の電車の中で見た人がどう見てもにゃんこ金魚のにゃんこさんなんだけどマスクをしていて確信が持てない。同じ駅で降りて大きな自転車に乗っていきました。
 私はそこで降りてひとりで軽く一杯飲んで帰ったのですよ。店はすいていて隣のテーブルでお笑いをやっているらしき人たちがああじゃないこうじゃないって話をしていました。ちゃんとどっかでライブとかしている人らしかったけど、そんなんじゃダメなんじゃないの?って思うような発言をしていて、気になってちょっと読んでいた本に集中できませんでしたよ。


テーマ:落語・演芸 - ジャンル:お笑い

新宿末広亭 12月上席 昼席 2014/12/7

 たぶん久々の末広亭ではないでしょうか。って調べたら半年ぶり。そもそも今年あんまり落語聴いていないです。入場料が3千円で、こらぁもう通しとかでなければなかなか来られないなって思いました。

 お客さんの入りはまぁまぁ。

 柳家小多け 道灌
 月の家鏡太 たけのこ
 丸山おさむ
 柳家花飛 鮑のし
 橘家文左衛門 時そば
 ホンキートンク
 三遊亭歌武蔵 犬の目
 古今亭菊春 初天神
 松旭斉美登・美智
 三遊亭歌の介 龍馬伝
 林家二楽
 三遊亭金馬 子なさせ地蔵

 仲入り

 三遊亭粋歌  コンビニ参観
 ホームラン
 桂文生 本膳
 柳家権太楼 子ほめ
 鏡味仙三郎社中
 柳家小燕枝 天災

 金馬さんが聞きたくて行ったようなもんだったけど、地味な噺でちょっと残念でした。面白かったんだけど。
 文左衛門さんの時そばは普通の時そばと全然テンポが違って面白かった。前半のそばを食べる場面、そばの食べ方なんかは割と雑な感じなんだけど、語り手の周りに漂ううまそうさ加減がすごかった。別に食べる演技なんてどうでもいいのかもしれないな、って思わせる説得力。