ノラや寄席からどうせ帰れないので、と有給を取って喬太郎さんがトリの池袋に行ってきました。午前中はあちこち買い物に言ったけれど結局たいしたものは買わなかった。13時ちょっと前に行くと平日なのにすでにそこそこの行列。でも開場と同時に入っても余裕で座れました。
柳亭市坊「道灌」
柳家小太郎「堀の内」
柳家小傳次「替り目」
柳家甚五楼「猫と金魚」
青空一風・千風
橘屋文蔵「夏泥」
宝井琴調「木村重成堪忍袋」
仲入り
林家きく麿
三遊亭歌武蔵
伊藤夢葉
柳家喬太郎「初天神」
(敬称略)
甚五楼さんの猫と金魚は前にも聞いた気もするけどこんなにブチ切れる系の噺だったかなあと思った。円蔵さんのはスピード感と凄いクスグリで一杯だったし、先代の文治さんのはなんとも飄々とかわいらしいし、いろんな型があって、なかなか楽しい。最前列に子供さんが座っていたので、こういうのは子供にも楽しい噺かも。
きく麿さんの新作は、題名はわかりませんが、なんともシュールなやり取りのあと、カッパが出てくるという唐突な展開に、私はいまどこで何をしているんだろう、というメマイのようなものを感じました。
喬太郎さんは高座に寝っ転がって最前列の子供とやりとり、何の噺しようかなー、と言いつつ「初天神」 喬太郎さんテイストがすごく出るのは子供のだだのこね方かもしれない。
帰りは割とあわただしくバスで帰ってきました。高速バスで隣に座ったご婦人にずっと話しかけられてたいへんでした。
久々に東京に2泊したけどつかれたー。ただ、東京交響楽団のコンサートはめっぽう面白かったし、小里んさんの一席には面白すぎて感動しました。ええ休みだったにゃあ。
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かなり早めに高円寺に到着。駅の喫茶店でお茶を飲んで時間つぶし。そのあとは商店街をふらふらしました。南口の商店街を歩いたのですが、いろんなものが売られていておもしろいなあ。
最初は三遊亭遊かりさん「寄合酒」 前日深夜寄席でトリを取った、という話、草津温泉でのお仕事などのマクラ。面白いんだけど時間大丈夫なのか?という。だんだん師匠に似てマクラが長くなる?
三遊亭遊雀師匠「40分もやりやがって!」 高円寺や赤羽が観光地化している、というようなお話をしたりして「宗論」へ。若旦那がサワヤカな目で語る。人々を、救い、たま、へ!と、すると、天からは、数の子が降り~、タラが降り~、カツブシが降り~「天に乾物屋があんのか?」
仲入り後は再び遊かりさん「替り目」 酔って帰ってくるのはおかみさんのほうというバージョン。だんだんそういう時代になってきてしまうのか。酔って帰って、車屋につかまる前に歌っている歌は「いつくしみ深き」だったりする。もうだいぶ前だけど、天どんさんの「替り目」で、松田聖子歌って帰ってきたのの以来の、意外なチョイス。
遊雀師匠の2席目は、宝くじを買う人が減った、というような話から「宿屋の富」 ユメのようなお話でございます!二番富のオトコの妄想がいつもながら面白いなあ。また讃美歌が出てくる。
打ち上げが始まるよー、ってとこで偶々通りがかった寒空はだかさんも引っ張り込んで、いつもながらたのしくもりあがりました。以前にも他の芸人さんが打ち上げに混じったことがあるし、通行率たかいのかねえ。
黒門亭はそれほど久しぶりではないとおもう。早朝寄席がはねて、少し雨がぱらつく中を移動。かなりお客さん良く入っていました。
三遊亭ぐんま「芋俵」
三遊亭ふう丈「ビニールカサロウ」
古今亭菊千代「手は口ほどに物をいう」
仲入り
入船亭扇蔵「茄子娘」
柳家小里ん「樟脳玉」
(敬称略)
「芋俵」久しぶりに聞きました。ぐんまさんなかなかいい味わい。
菊千代さんの新作は与太郎が主人公。いい人がたくさん出てくる話はご本人の人柄が出ているのかしらん。
「茄子娘」は、先代の、というか、三遊亭市馬さんから扇橋さんが教わったのだそうな。扇橋さんの茄子娘はなんともとぼけた味わいだったし、扇辰さんのも飄々としている。代々いろんな人に継がれていて良いことです。しかし扇橋師匠はなぜこの噺をおすわろうと思ったのか。目の付け所がスルドイですなあ。
小里んさんの「樟脳玉」 これはかなり珍しい噺ではないかなあ。とはいえ、誰かで聞いているのだろうと思う。涙の種でございます、というフレーズはなんとなく覚えている。どちらかというと嫌な噺なんだろうけれど、ものすごく楽しくきいた。なんなんだこのにじみでるおかしみは!感動しました。やっぱり小里んさんすごいと改めて思いました。
第2部の南喬さんも聞きたかったのだけれど、ちょっと苦手な人も出ているのでパスして夜の会に備えることにしました。
柳家圭花 酢豆腐
柳家わさび 宮戸川
初音家左吉 へっつい幽霊
柳家木りん 金明竹
(敬称略)
ひさびさの早朝寄席。わさびさんが面白かったけど半ちゃんがちょっとガラが悪い感じがしたかも。将棋ってキーワードはあったけど途中まで「六尺棒」なのか?と思った。
ジョナサン・ノット指揮 東京交響楽団 フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2017オープニングコンサート
何かのきっかけで偶々見つけてチケットを取ったコンサート。この時期にコンサートに行くのはあんまりないのだけれど。川崎に行くのはかなり久しぶり。駅を降りたすこし向こうの方では何かイベントが開かれていたらしく、そこいらは、立ち止まらないでください!とか叫ぶ係の人がいて殺伐としていた。
書店など探したけど見つからず、かなり早い時間にホールに入ってまったりしたりうとうとしたりしていました。安い席でいいからもっとコンサートに来るべきではないかなあ、なんてことを思ったり、これから歳を取ってくるとコンサートに来るのも億劫になるかなあなんてことを思ったり。
演奏会の曲目は1曲目がシェーンベルグの「浄められた夜」 だいぶ昔に聞いたことがあるのだけれど、よくわからない曲でした。今回も部分部分では美しいなとか面白いなとか思ったけれど全体の流れはよくわからないままに聞きました。だから演奏がどうだったのかもよくわからないかった。なんとなくだけれど私の座った安い席だと低音部が何をやっているのかいまひとつよくわからなかった。
休憩を挟んでストラヴィンスキーの「春の祭典」 こんな曲ばっかり聞きに来ていてはいけないなとおもう。
ちょっと独特の始まり方でした。「春のきざし」のところの刻みをあまりザッ、ザッと鋭く切らなくて、金管楽器があまり聞こえてこないのでそういう感じで行くのかと思ったけれど、そうでもなかった。第1部で金管楽器がひっくり返ったりして、なんとなくツメが甘いのか?と思っていたら、そういういろんなことを乗り越えて、なんともエキサイティングな面白い演奏だった。音楽のおもしろみをバンバン前面に出してきたような演奏で、きいていてとてもわくわくしました。最後の方なんかもう、あちこちでいろんな音がしまくっていて、へらへらしてしまいました。終わってかなりの数のブラヴォーが飛んでいたけれども、かなり納得。帰りもちょっとへらへらしながら帰りました。ホールの出口を出たところで何かうるさい演奏をしていた(なぜあすこでああいうことをしているのかいつもナゾだなと思う)けれどいつもほど気にならないくらい余韻にひたって帰りました。夜はちょっと離れたところで飲み会だったんだけど電車乗り間違えた。
今日は比較的すごしやすいです。うちの方は最近全然雨が降らない。ものすごい空梅雨です。九州の雨と平均できれば良いのにと思います。
けさ、すこしはやく起きて家の前にいたら、ハグロトンボが葉っぱにとまってひらりひらりとしていた。ウチの庭ではあまり見かけないので写真を撮ったろ、と思ってカメラを出して、こちらが動くと逃げてしまうのでそーっと、写真を撮っていたら、ブヨにあちこち噛まれた。ブヨに噛まれたときは噛まれたところに熱を加えると良いのです。いつもは湯のみにお湯を入れて噛まれたところにあてるのですが、今日はお線香の火をやけどしない程度に近づけておいた。今はかゆくないです。
家の軒下に先日小さいスズメバチが巣をかけはじめて、父親がスプレーで撃退したのですが、他にもアシナガバチがふた個所くらい巣をかけはじめている。ハチが多い気がする。もういっかしょ、何かよくわからないハチが軒下を飛び回って、配線の穴に入ってみたりしています。動きが早くてなんのハチなのかわからない。捕虫網で捕まえてみようと思って探してみたけれどありませんでした。一家に一本必要だろ捕虫網!って思ったけどそんなに使わないか・・・。
むしむしとして暑くてねむいです。
木曜の夜に酔って帰ってくる途中にずりこけて足を捻挫し、膝と肩とほっぺを擦りむきました。頬っぺたは傷んだリンゴみたいになっています。昨日おとといは歩くのも難儀なのですこし用事を済ませた以外はうちでだらだらしていました。
今日は仕事だったのですが、ほとんど待機のようなものでした。本とか読んでいても大丈夫なので、ものすごく久しぶりに音楽理論の本を読んでいたのですが、かなり理解できなくなっていてもやもやしました。Ⅰ→Ⅳ→Ⅴ7 みたいな書き方(もっと複雑だけど)だとかなり読むのがめんどくさい。譜例で出ているとわかるんだけどなあ。頭が固くなっているのかもしれませんなあ。
まだぶつけたところが痛いところがある上に陽気が蒸すのでいろいろめんどくさい感じがします。明日から仕事やだー。
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