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ぶれいもの音楽隊(雀の間)

上野鈴本演芸場 2月下席 昼席 2018/3/26

 落語を最近あまりきいていない。聞きたい噺家さんがソコソコ出ている鈴本に行ってきました。前日遅かったので遅くまで寝ていて、新宿の紀伊国屋書店で、あんまりいろんなところで売っていない松原始さんの「カラスと京都」 という本を入手してから行きました。こだまさんの「ここは、おしまいの地」 も一緒に買おうか迷いましたが、なんと地元の書店でも売っていることがわかったのでそちらで買うことにしました。こんな辺鄙なとこの本屋でも売っているのか。

 林家やまびこ「狸の札」
 春風亭正太郎「たらちね」
 ストレート松浦
 五明楼玉の輔「動物園」
 入船亭扇遊「浮世床」 夢
 のだゆき
 春風亭百栄「桃太郎」
 古今亭菊之丞「権助魚」
 ホンキートンク
 春風亭一之輔「こんにゃく問答」

 仲入り

 林家楽一
 春風亭一朝「牛ほめ」
 桂文楽「悋気の火の玉」
 立花家橘之助
 春風亭柳朝「井戸の茶碗」
 (敬称略)

 わりと前半前座噺みたいなのが多くてちょっと物足りない気がしました。扇遊さんが聞きたかったのです。浮世床をきいて、やっぱりよいなあ、と思いました。あと一之輔さんも安定感がすごい。いざ、ってところで大声が出るのは強みだなあ。

 後半は一朝さんの、前座噺とはいえ、牛ほめ、あじわいがありました。文楽さんは「権助魚」 とつかないのかなあ。よくわからないけれど。
 「井戸の茶碗」 はなんだかすごいハイペースでとばしていた。後ろの席の人がどこかで聞いたとか言ってこそこそ筋書を話していました。この噺では以前にもそういうことがあった。先を話したくなる噺なのか。

 また帰りはかるく飲んで帰りました。高速バスの中で本を読んでいたのだけれど眠すぎてすこし居眠りをして舟をこいで、隣のおじさんに頭をごっつんしそうになった。地元でバスを降りたら雪がぱらついていた。でも春はきっとちかい。


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第375回 ノラや寄席 三遊亭遊雀・遊かり親子会6

 三鷹の落語会から黄色い電車で移動してきました。駅前にホテルを取っていたのでいったんチェックインして顔を洗ったりして身支度をととのえて出かけました。それでも時間があまったので駅前をぶらぶら。ノラやさんに着いて中に入るといっぱい椅子が並んでいました。おのみものを飲みつつ開演を待っているとどんどんお客さんが入ってきて、ぎゅうぎゅうの入りです。こんなに入ったのは初めてじゃないかしら。遊雀師匠の人気がたかまるのはうれしいけれどこういうときに困る。夕方のこうもりみたいに壁際にべちゃーっと張り付いてききました。狭いところを遊雀師匠がはばかりに向かう。ひとことお客さんに声をかけて拍手が起きる。

 最初は遊かりさん。はばかりに行くだけで拍手が起きる、ってところからの流れで、師匠との会は緊張する、というような話から。1席目は「親子酒」 でした。なんだかちょっといろんなことを想像してしまうような話だったなあ。なんだろう。なんだろう。

 遊雀師匠はあがってオリンピックのカーリングのお話からいろいろ。石をここに持って行きたい、できなかったらBプラン、落語も似ている気がするというマクラから、くしゃみ講釈。なんでしょう。あの、からくりやるオトコとアニイのやりとりがいつも以上に絶妙な気がしてすごく笑ってしまいました。乾物屋でのぞきからくりをやって、胡椒を思い出すところで、マクラにつなげて「もうちょっと!ここに、ここに石を持って行きたいの!」 それか!

 たいへんに笑って、お中入り。

 ふたたび遊かりさん。長屋の花見のおかみさんバージョンとかいう噺。白鳥さんの作ったおはなしだそうです。白鳥さんの新作はほんとうにいろんな人がやっても大丈夫なようによくできていると思います。

 遊雀師匠の2席目は、遊かりさんのネタを聞いた時点で、聞きたいけれどその選択肢はなくなったなあ、と思っていた「花見の仇討」でした!ヤッタ!ちょっと押していたのか、アタマの首くくりのところはなかったけれど(あすこもバカらしくて好きといえば好き)最初のおけいこのところから、最後のお侍の登場まで、堪能しました。もうすごく笑った!

 この日の遊雀師匠はなんだかちょっと身振りが、きっと実際はそうでもないのかもしれないけれど、大きく見えました。いいものを聴いた感があったなあ。

 おわったあとは打ち上げで、またお酒をたくさんのんで遅くまでわいわいして楽しかった。

むさしの落語会 小満ん・小里ん 二人会 2017/2/25 武蔵野芸能劇場

 あいだ色々ここに書くようなこともあったけれど無精して書かなかった。歳のせいなのかあまりの寒さのせいなのか、なんだか無気力です。

 久々に落語を聞き倒してきました。この日は夜に遊雀師匠の会。昼間はどこに行こうか迷いましたが、しばらく前に小里ん師匠を聞いてたいへん感銘をうけたのでこの会に行くことに。道がすいていて東京にはずいぶん早く着いてしまいました。紀伊国屋書店に行って、本を物色。荷物になるので買うのは明日にすることにしました。お昼は前に行っていた某カレーのお店に行った。改装してきれいになったけれどなんだかダメになっていたのでもう行かないかも。

 三鷹には特別快速でいきました。すごく久しぶりの三鷹。まだそれでも時間があったので駅前でお茶など飲んでから行きました。武蔵野芸能劇場は初めて。もうでもソコソコ古い感じの建物なので私が学生の頃とかからあったんだろう。違うのかな。当日券をもとめて、ロビーで待っていると開演です。落語にはいい感じのハコだと思いました。

 最初は前座で柳家小たけさん「つる」 つるかぁ。けっこうやっぱりすんなり聞かせるのは難しい噺だとおもう。
 柳家小満んさんの一席目は「鴻池の犬」 ちょっと苦手なネタでして・・・。枝雀さんの演出を思い出しました。枝雀さんのは、私は捨てられたんだな、ってところがかなしい。

 柳家小里んさんは「一人酒盛」 茶碗一杯1合、という演出が、お酒がまたなくなってしまうー!というスリルを高める、ってほどじゃないけれど、ちょっとした緊張感を出していて面白かった。

 中入り

 ふたたび小里んさん。悋気の独楽。好きな噺です。あんまり女性を色っぽくやらないのは芸風なのかな。割とさらっとやっていた気がするけれど、最後の独楽をまわすところはなんともいえないおかしみがありました。
 小満んさんの2席目は「小言幸兵衛」でした。最後は鉄砲鍛冶ではわかりにくい、ということなのか、花火師というサゲでした。
 小里んさんはやっぱりもっとききたい。いいかんじです。

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