朝ごはんつきのホテルだったので朝食バイキングをいただきました。パンがおいしかった。それと、紅茶と牛乳があったので紅茶に牛乳をたらして飲みました。うまかった。
ゆったりとお出かけです。タクシーをつかまえてひがし茶屋街へ。まちの一画が昔の建物をのこしていました。だいぶ雑な写真だなぁ。

実際に江戸期あたりの建物もあるようです。ぶらぶらしていたらまた雨がざーっと降ってきました。お茶が出るようなお店に入ってひとやすみして、昼食の相談をしました。近くに良さげな店があるようなのでそこに行く。なんとかいう和食のお店に行きました。母方のおじいちゃんちを思い出すようなしぶい匂いがする店で落ち着きました。母方のおじいちゃんちは、今は建て替えられてしまいましたが、以前は古い立派な梁のある家でした。まあそんなことはどうでも良いのだけれど。
ひがし茶屋街でみた玄関先のお守り?がふしぎ。長谷山観音院さんってところのものらしいですよ。

ひがし茶屋街から歩いて兼六園をめざす。まあまあの距離です。いちばん遠い入り口から入りました。入ってすぐのところに何か産業を展示している会館があるので入ってみた。いろいろ展示してありました。仏壇たけー!などと言ってもりあがる。かいらしい絵のついた蝋燭なんかがありまして、これはあとでおみやげに買って帰りました。
兼六園の中をぶらぶら。チェックポイントが多すぎてなかなか見切れない。人もたくさんでした。疲れてきたので帰りますかー、というテンションでしたが、そのままこんどは武家屋敷を見ることにしました。ここはそれほど武家屋敷がたくさん並んでいる、という感じではない。見物はなんだかひとんちを覗いているようでちょっとわくわくしました。
ホテルに帰ってひとやすみして、夜のごはんへ。この日は高いお店を予約しておりました。金沢の地の食べ物のコースみたいなのを食べました。あと、追加でこのわたとか。あと、私のリクエストで白エビのから揚げ。いつ食べても白エビはうまい。お刺身はそんなでもなかったけども。ただ、今は時期じゃないせいか、ほんとうに旨いときの勢いはすこしなかったように思います。
金沢のお酒もいただいて、満腹です。ホテルに帰って、すこんと寝る予定でしたが、あまりにお腹がふくれてもやもやする。みんな部屋に戻りましたが、ちょっと夜のお散歩に行くことにしました。

昼間みた武家屋敷のあたりは夜はすこしこわい。昼間、武家屋敷の近くの川のところで、小学生が、ここでニンゲンが死んだんやでー、とか言っていたあたりをとおるときはまたすこしこわかったです。
ぼつぼつと歩いて、犀川をわたっていきました。にし茶屋街にもついた。

もう夜が遅いのでどこもしまっていて、獅子頭を展示したウインドウだけがあかるくなっていた。
そこからすこし歩くと寺町のようなところに出ました。お寺の間の暗い道を歩くのはなかなかどきどきしましたが、なにかしら妙な情緒のようなものも感じました。
1時間ほど歩いてホテルに戻って、ねむろうとしましたが、なぜかちっとも寝つけず、一晩じゅう、寝ているような起きているようなおぼろな感じで朝をむかえました。
最終日は、集合が10時半とおそい。朝がもったいないので、ひとりでタクシーに乗って、妙立寺さんにいってきた。

朝から人がたくさんいる有名なお寺さんですが、タクシーの運転手さんに、妙立寺さんって言っても通じませんでした。通称、忍者寺、というそうです。中にさまざまな仕掛けがしてあったり、いろんなところに抜け穴がある複雑なつくりをしています。説明の人がついて、40分くらい説明をしてくれました。非常におもしろい。やたらとそちらこちら開けたり、知らないところに入ったりしないように、という注意を受けましたが、やたらとそちらこちら開けたりしたらより一層面白かろうと思いました。
ここは別に忍者のお寺ではなくて、いろんな経緯があって建てられたものなのですが、被害妄想強すぎじゃね?みたいなことを思ったり、仕掛けを見ながら「ドリフかよ!」 とかつっこみを入れたくなったりしました。拝観料はお高めですが、京都で特別拝観を見たと考えればふつうのお値段でけっこうたのしめますし、お好きな方はいっけんの価値があると思います。あと、ここは見るには予約が必要です。私は土曜日の朝イチの回でしたが、直前に電話をしたら予約が取れました。ただ、かなり混んでいたので実は入れるか微妙だったのかなと思います。
ホテルに戻り、集合したあと、金沢駅に戻り、おみやげなどを物色して新幹線に乗り込みました。帰りの新幹線は窓側の席をゆずってもらいましたが、かなりの部分うとうとしていました。
夜地元につき、もんじゃ焼きを食べつつビールを飲んで、帰りました。今日これを書いているのは水曜日ですが、まだ疲れが抜けない気がします。
新幹線開通したばかりだからか、金沢は混んでいました。もうすこし人がすくない時期ならもうちょっと別の風情もあったのかなと思います。とはいえぴかぴかの金沢駅をみにいくのもわるくはない。
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