FC2ブログ

ぶれいもの音楽隊(雀の間)

城ヶ島にいってきたこと いちにちめ

 ここのところ旅行というと誰かしらと出かけていて、一人旅には行っていませんでした。
 ここのところなにかと一緒に出掛けていた友人が結婚してしまって、またひとりで出かけなければならない感じになりました。

 台湾かベトナムに行きたいなと思っていたのですが、どうもヒサビサの一人旅のせいかなかなか思い切りがつかないうちに、どんどん日にちがたってしまいまして、じゃあ逆にどこか近場で一人旅のリハビリをしようということにしました。

 近場でどこに行こう、と思ったときに、以前から気になっていたところに行ってみようと思いました。東京にいたころや、時々東京に行ったときに、京急の終点の「三崎口」 という駅名にやたらと気持ちがひかれていたのです。それでなくても遠いところの終点にはこころ惹かれますが、なんだか海っぽいのどかな所なんだろうなあ、と想像して心惹かれていました。そこへ行ってみることにしました。

 いろんな交通手段があるのですが、車だと3時間くらいかかりそうです。ひとりでそんなに運転するのは面倒くさい。それに電車の駅名に惹かれていくのだからいったんある程度都内まで出て、そこから京急に乗ることで終点感をあじわいたい、と思って、わざわざ一度都心のほうまで出ることにしました。

 普段1泊で出かけるだけなら小さいかばんで行くのですが、なぜか一応お泊りの旅という名目になると荷物が増える。着替えなどは極力少なめにしようと、ほとんど持たずに出ました。

 しばらく前から天気予報を見ていたのですが、雨予報でした。最悪の場合、宿まで着いてぼけぇとしているしかないかな、と思いました。朝起きるとかなりの勢いで雨が降っています。午後3時ごろにはやむ、という予報だったので、すこしゆっくり出かけることにしました。
 中央線から京王線に乗り換え、山手線に乗り換え、などと、東京に出るまでにあちらこちらとひねくれた乗り換えをして行ったら、品川で京急に乗る頃には昼になってしまいました。ゆっくり行けばいいやー、急ぐ旅でもなし・・・、と思っていたのですが、だんだんと時間がたくさんかかるのに焦りを感じて旅行を楽しみ切れなくなっているのを感じて、なんだか自分の性格が貧乏性だなあと思いました。
 雨はやんだと思ったらまた降ったりしています。かなりのお客さんが乗っていて、普通の東京の電車感しかない(普通の東京の電車に乗っているのだからあたりまえだ)ので、遊びに行く感じはあまりしませんでした。
 横浜のあたりでは空があかるくなってきたけれど、高いビルの上の方には雲がかかっている。人間が、雲がかかるような建物を作るようになるとはなあ。

 横須賀中央駅でいったん電車をおりました。13時ちかくなっています。雨はやんで、道は濡れていますが、あかるくなってきました。横須賀はにぎやかなとこでした。繁華街の外れの定食屋さんでごはんを食べました。横須賀カレーとかを探したのですが見つからず、入ったのはなぜか唐揚げとかを扱っているお店でした。うまい唐揚げでしたがものすごく量が多くて晩御飯に差し支えるのではないかと思いました。
 道を間違えたと思ったけど、今地図で見たらそんなに変じゃなかったです。なぜ横須賀で途中下車したかというと、途中で猿島という島に行ってみようと思ったから。あまり雨が降るようならここには行かない予定でしたが、雨が上がったので行くことに。

 横須賀の三笠公園には記念艦「みかさ」 があります。外から見ただけですが、灰色に塗られていてあまり目立たない。いくさの船だとこういう感じに目立たないのが良いのかなと思いました。

 桟橋から船に乗って猿島に向かいます。雨がやんで気温がすこし上がってきたので上着を脱ぎましたが、船に乗ると海風が寒く感じました。
 ほんの数分で島に到着。島から突き出た橋を渡って島に入ります。海はあまりきれいではない。ここは無人島だそうです。遥かに昔は人も住んだようですが、歩いてみると確かに人が住めるような場所はほとんどないのかなと思いました。わずかな浜辺に今風の建物が建っていて、夏はバーベキューをしたり海に入ったりするようです。

 この島は一時期要塞として使われたそうで、その時のトンネルなどが残っています。そういうのを見に行ってみました。こんもりと盛り上がった島で、階段をのぼりおりしました。島には草や木がぼうぼうと生い茂り、季節がらかそこいらじゅうでうぐいすが鳴きまくっている。鳥の声がすごいです。とんび?やカラスもいました。いちどは頭上の木でカラスがひどく鳴いていたけれどもしかしたら何か怒られていたかもしれない。
sarusima1.jpg

sarusima2.jpg

 雨上がりなので濡れた大きな木から時折しずくがふりかかります。海の方に階段を下りていくと、100段くらいの階段の下には日蓮洞という海蝕洞窟がありました。解説ではかなり奥まであると書いてあったけれど中は暗く折れ曲がって、すぐそこまでしか見えませんでした。さらに下にも洞窟があった。中を見てみたかったけれど、崩れるとこわいのでこわごわすこし覗いてみただけです。
sarusima3.jpg

 昔に作ったレンガ積みのトンネルがいくつかあります。一番大きいトンネルはそこそこの長さでいい雰囲気ですが、中の明かりはよく見ると蛍光灯でした。
sarusima6.jpg

sarusima4.jpg

sarusima5.jpg

 切り通しというところは両側を壁に囲まれて、いい雰囲気のところですが、地形のせいなんだか湿気がものすごい。一時期弾薬庫だの兵舎だのがあったりしたらしいのですが、こんなに湿気がすごくて大丈夫だったのかなと思います。そして湿気のためにコケがものすごい。どこもかしこもこけこけしています。雨のあとだったから余計そう感じたのかもしれない。
sarusima8.jpg

sarusima7.jpg

 ぐるり一周して帰ってきたらちょうど船が桟橋を出ていくところでした。次の船が出るのは1時間後です。またふらふら歩いてあちこち見て、海岸に降りてぼけーっとしたりしていたらすぐ1時間たってしまいました。
 どうも予約してお願いするとたいして高くない値段でガイドをしてくれるらしい。解説を聞くときっと面白かろうと思いました。ただ、2時間くらいかけてガイドをするらしい。そのほかにひとりでぽけーっとする時間もほしいだろうから、かなり時間を長めにとっておかないと無理そうです。あと、今の時期だから良いが夏の見学はむしむしして大変そう。

 船で帰ろうとしたら乗ろうとしている船にテレビの撮影の団体が乗っていて、ごきげんでこっちに歩いて来るところらしかった。もしかしたらテレビに映ったかもしれないけれど、かなり不機嫌な顔で映っていただろうとおもう。あとで誰かに「映っていたよね」 とか指摘されたら、僕じゃあありませんと言い張るよてい。

 港に戻って駅に帰ろうとしたら方角がわからなくなりました。近くの人に聞いて駅までたどりついた。また電車に乗って三崎口まで行きました。普通に通学の人などがいて、海が近くにある感じじゃないです。さらにバスに乗り換えました。バスが走っていくところも特に変わったことのない普通の町。いきなり港が目の前にあらわれて、終点でした。あらかじめ行き先をネットで調べておいたのですが、こういうことはいきなり行って目の前に海が開ける方が感動的にちがいないなあ。

 宿は海のすぐそば。入って行くと玄関に黒いつやつやの猫がいましたが、ここんちの猫だったのかは最後までわからなかった。宿は古い建物で、ひとりで寝るにはもったいないような広い部屋。ただお風呂もトイレもついていない。他に何人か宿泊していたようですが、みんなひとりの人ばっかりだったみたい。割烹をやっていて、旅館もやっているというつくりでした。
 お風呂はやたらと熱くて、ちょぴっと入ってあがってしまいました。夕食のついている宿泊とない宿泊があって、私は宿で夕食を食べるよう手配しておいたのです。夕食の間に入って行くと、奥でたぶん割烹のお客さんが宴会をしていて、泊りで食事をするのは私だけだったのか、離れたところにぽつんと夕食が用意してありました。間が持たないと困るなーと思って持ってきた文庫本を読み、お酒を飲んで、夕食の膳をいただきました。まぐろのいろんな部位が出てきた。たぶんふつうのところが一番おいしいです。

 ごはんはほんのちょぴっとあればいいです、と宿の人に伝えたら、ほんとうにちょぴっとだけ持ってきて笑ってしまった。

 まだ8時ごろなので、外を散歩してくることにしました。宿の人に何か見るところがあるか聞いたけれど何もないとのこと。あっちに行けばスナックとか・・・といいましたが、ちょっとそういう気分でもないです。あまり知らない人と話するのはとくいではない。

 機会があれば行っておこうと思ったところをめざしました。暗くて、むこうにの空がひかひか光っていて、いなびかりがしているのかなとちょっと不安な気持ち。ちょっと開けたところで向こうに花火が上がるのがみえました。
 今回は、海外に出かけようと予定していた代わりの旅行なので、実際の海外の代わりに、ここへ。三崎港からは歩いて15分かそこらでした。
kaito1.jpg
 かいと地区と読むらしいです。いちおう海外。しずかな夜がひろがるところでした。
kaito2.jpg

 戻ってきて港の近くのすこしお店の立ち並ぶ界隈へ。でもほとんどもうお店はしまっていました。レトロな感じの食堂などがあって、それはそれで楽しそうだった。そこいらじゅうに猫がいました。
 海べりで何か網で捕まえているおじさんやらをみて、宿に帰りました。お風呂にもういちど入って、22時くらいでしたが、なにもすることもないので寝ました。寝たのですがなんとなくぼんやり起きたりして、うつつな感じ。翌朝は7時半まで寝ていました。

スポンサーサイト

テーマ:国内旅行 - ジャンル:旅行

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://bureimono.blog83.fc2.com/tb.php/1912-06612fa2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad