最初は遊雀師匠で「たがや」 たまや、の説明に客席から、おー、っという声が上がる。そうかぁ。花火の掛け声といえば「玉屋ァ」
だと思っていたけれど、今花火を見てそんな掛け声をかけないかもなあ。桶もプラッチックになってたがもないし、だんだんと解説がないと落語がわからなくなるのだなあ、と思いました。お侍が一人と、あとお殿様しか戦わない短いバージョン。
続いて遊かりさん。黒紋付で登場。ネタは「桑名船」 講釈のところはむずかしそう。
中入りですこし歩いてはばかりにいきました。
中入り後は再び遊かりさんで、まんじゅうこわいのおかみさんバージョン。男たちでやると怖いものがなんだかちょっとかわいらしいな、と思ってしまう。私はかいらしい女性がこわいな。
遊雀師匠二席目は「お化け長屋」 初めてきくかもしれない。1人目に訪ねて来た男に話をするときも杢兵衛さんあんまりこわくないよー。二人目の男もいい塩梅のぶち壊れよう。「事故物件?」 って言い方はイマドキだけれど、古典にぶち込んでも違和感がなくて、こういう、古典に新しいものを入れ込む時の遊雀師匠のセンスは絶妙だなあと思うことがあります。
この噺はいつも思うのだけれど、二人目のオトコ、吉原から女が来るのに事故物件に住んでちゃあだめであろう。
サゲの「ももうかあ」 まで聞いたことがない。
終わってからは打ち上げ。終電前には帰りました。お酒もほどほどだった…かどうか?
スポンサーサイト